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[2006 01/01 00:35] |
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鹿屋米軍移転 「県全体で阻止を」
南日本新聞県民調査/鹿屋市民ら結果歓迎
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南日本新聞の電話世論調査で、沖縄の米軍空中給油機部隊を海上自衛隊鹿屋航空基地へ移転する計画に、過半数は「反対」と答えた。3月の最終報告が迫る米軍再編問題。地元鹿屋市民からは「反対運動を県全体で進め、移転を阻止したい」と、結果を歓迎する声が聞かれた。
「地元をないがしろにした国に対する、県民の意思表示だ」。山下栄鹿屋市長はアンケートの数字に意を強くした。施設規模や基地運用など、計画には不透明な部分も多い。「今後、在日米軍の実態や日米地位協定が抱える問題が明らかになれば、反対の声はもっと増えるだろう」と県民の後押しに期待する。
「反戦反核平和運動をすすめる大隅市民の会」の上山陸三代表(73)は「心強い結果だ。移転阻止の署名運動を県全体に広げたい」。自衛隊と米軍の一体化を図る狙いもあるといわれる今回の米軍再編を「アメリカの飼い犬になるようなものだ」と批判した。
反対理由で最多だったのが「騒音・事故・治安」。9歳の長男と6歳の長女がいる主婦瀬戸口涼子さん(34)も、反対の立場だ。自宅は自衛隊基地に近い同市横山町。「これ以上騒音がひどくなれば、子どもたちは勉強に集中できなくなる。少女を狙った事件や墜落事故も心配」と生活環境悪化へ不安を隠せない。
一方、大隅地方が過疎化に悩んでいる現実もある。移転が実現すれば米兵、家族合わせて1000人規模の人口増につながるとの見通しもある。世論調査では、移転計画賛成の理由として沖縄の負担軽減に次ぎ、経済効果への期待が多かった。
同市横山町で30年余りタイヤ販売業を営む斉野平茂さん(64)は、街の活気が消えていく様子を肌で感じてきたという。「地元の商店街は閑古鳥が鳴いている。基地が来るいい面、悪い面をしっかり把握し、その上で改善できる余地がないか見極めるべき。賛成か反対か、判断するのはその後でもいいのでは」と話した。
◆特集「鹿屋米軍移転計画」◆
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