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  南日本新聞ニュースピックアップ [2006 02/27 07:52]  
鹿屋米軍移転計画 移駐反対8200人訴え
鹿屋で市民集会
米軍移駐反対のプラカードを掲げる市民集会参加者ら=26日午後2時すぎ、鹿屋市の市営陸上競技場
 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)への米軍空中給油機部隊の移駐計画に反対する市民集会が26日、同市西原2丁目の市営陸上競技場で開かれた。一般市民や自治体関係者、労働組合員など約8200人(主催者発表)が参加。日米両政府の米軍再編中間報告は「住民の意向を無視した負担のつけ回しにほかならない」として、小泉純一郎首相らに計画の撤回を求める決議を採択した。

 ■反対集会 農家や家族連れら気勢
 鹿屋市で26日に開かれた「在日米軍空中給油機部隊移転に反対する市民集会」。会場の市営陸上競技場には、地元の家族連れや職場、主婦のグループのほか、市外の労働組合員もバスで詰めかけた。安心して暮らせる街を守るという共通の目標を掲げ、「鹿屋に米軍はいらない」と気勢をあげた。
 林立するプラカードを前に、下小野田寛実行委員長は「市民1人1人が考え、行動することで大きな力を発揮できる。結集した市民の意思を日米両政府に届けたい」とあいさつ。山下栄鹿屋市長は「市民手作りの街を目指す鹿屋に米軍はいらない。(集会は)大きなうねりとなる」と述べた。
「米軍はいらない」と気勢をあげる参加者=26日午後2時半すぎ、鹿屋市の市営陸上競技場
 米軍普天間飛行場に近い沖縄県浦添市在住の元NTT職員黒島善市さん(70)は「住民の要求は米軍の行動に反映されない」などと沖縄の現状を報告。鹿屋市内の畜産業者や高校生ら3人が、移転による騒音被害の深刻化や治安悪化への危機感を訴え、団結ガンバローで締めくくった。
 上司らと参加した同市の公務員木村飛鳥さん(21)は「誘われて参加したが、危ない基地は子供の時代には残せないと感じた。私たちの世代が声をあげなければ」と強調。同市寿4丁目の主婦江島三千子さん(62)は「日本に米軍基地があること自体おかしい。米軍は日本を守るのではなく、脅かすものだ」と批判した。
 集会は、農業団体や町内会、労働組合など13団体で構成する実行委員会が1万人を目標に計画。会場では「実数は5、6000人では」との声も聞かれたが、実行委関係者は「米軍移転反対という一つの主張の下に、立場を超えてこれだけの人が集まるのは画期的」と手応えを語った。
◆特集「鹿屋米軍移転計画」◆

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