南日本新聞 ニュース特集
2008年NHK大河ドラマ「篤姫」にまつわるニュースや地域の話題を、天璋院篤姫の“地元”鹿児島の新聞社からお届けします。
■「篤姫」インタビュー
■関連/文化面連載
篤姫の嫁入り道具、薩摩切子の酒瓶復元/薩摩ガラス工芸
藍色上品
(2008-03-16)

篤姫が所持したとされる薩摩切子の復元品=15日、鹿児島市の磯工芸館
現存する幕末明治期の薩摩切子約140点の中でも名品といわれる「藍色切子栓付(せんつき)酒瓶(1対)」(徳川記念財団蔵)を復元。同社によると、薩摩藩主・島津斉彬が将軍家に嫁ぐ篤姫に持たせたものだとという。
高さ30センチ、最大径10センチ。実物よりもわずかに小ぶりだが、亀甲文などの精巧なカットを再現し、底に新たに文様が刻まれた。瓶の上半分に色ガラスをきせない難しい技法も再現したことで「口作りなどに吹きガラス特有の丸みが残り、やさしい雰囲気がだせた」という。藍色の発色などに試行錯誤を重ね約3カ月かけて製作した。
20対限定、1対71万4000円で販売する。復元第1号を同財団に寄贈した島津公保社長は「切子や薩摩焼などゆかりの品を復元し篤姫をPRしたい」と話している。
同展は30日まで。ほかに新作7点を展示する。磯工芸館=099(247)8490。
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