2017年度
南日本文学賞は郷土の文芸振興を目的に1973年創設。
鹿児島、宮崎県在住または出身者などの小説・評論、詩の中から最も優秀な作品に贈られます。南九州や奄美に材を取った作品は居住地・出身地を問いません。
選考委員
選考委員の3氏が候補作の中から公開で受賞作を決めます
又吉 栄喜 (またよし・えいき)
1947年、沖縄県浦添市生まれ。琉球大学を卒業後、浦添市役所に勤めながら小説を書き始め、「ジョージが射殺した猪」で77年度九州芸術祭文学賞最優秀作、80年「ギンネム屋敷」ですばる文学賞、96年「豚の報い」で芥川賞を受賞。「果報は海から」「人骨展示館」「呼び寄せる島」「漁師と歌姫」ほか。著作は英、仏、伊語にも翻訳されている。浦添市在住。
町田 康 (まちだ・こう)
1962年大阪府生まれ。97年に「くっすん大黒」でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、05年「告白」で谷崎潤一郎賞、08年「宿屋めぐり」で野間文芸賞。詩人でもあり、01年に「土間の四十八滝」で萩原朔太郎賞を受賞。歌手としても活動。静岡県在住。
三角 みづ紀 (みすみ・みづき)
1981年鹿児島市生まれ。東京造形大学在学中に現代詩手帖賞、2005年第1詩集「オウバアキル」で中原中也賞、06年刊「カナシヤル」で南日本文学賞と歴程新鋭賞。14年「隣人のいない部屋」で萩原朔太郎賞を史上最年少で受賞。朗読や作詞など多彩な表現に取り組み、16年4月から「南日詩壇」選者も務めています。北海道在住。
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小説4、詩3編 南日本文学賞候補作決まる

(2017-01-31)
 2016年度南日本文学賞(南日本新聞社主催)の候補作が小説4編、詩3編に決まった。
 候補作(受け付け順)は小説が霧島市の主婦、類沙(るいさ)いくよさん(53)「エルニーニョ」▽鹿児島市の会社員、渋谷研一さん(52)「只管(ひたすら)」▽姶良市の製造業、馬場広大(こうだい)さん(23)「バケツ湾」▽東京都豊島区の主婦、踊(おどり)真紀子さん(52)「バーモス!」。
 詩は日置市の主婦、山之内まつ子さん(66)「『木』ほか14編」▽熊本市の主婦、深町秋乃さん(30)「『a calm』ほか」(14編)▽奄美市の無職、藤由朝(よしとも)さん(69)「一握の砂、そしてわたし」(14編)。
 今回は県内外の20〜80代から小説・評論部門に小説64編、評論3編、詩部門に28編の計95編の応募があった。
 公開選考会は3月4日午後2時半、鹿児島市与次郎1丁目の南日本新聞会館みなみホールで開く。選考委員は作家の又吉栄喜、町田康、詩人の三角みづ紀の3氏。午後1時半から、新任の町田氏と三角氏によるトークイベントもある。入場無料。
 候補作7編をまとめた冊子は、2月中旬から選考会当日まで南日本新聞会館受付と県内の6図書館、かごしま近代文学館(鹿児島市)、川内まごころ文学館(薩摩川内市)で閲覧できる。また10日から、本社ホームページでも公開する。
 希望者には1500円(送料別)で販売する。住所・氏名・電話番号・希望部数を明記して、はがきかファクスで申し込む。8日必着。〒890-8603(住所不要)、南日本新聞社事業部「南日本文学賞」係。ファクス=099(813)5087、電話=099(813)5052。
主催 南日本新聞社