2007円天文館の旅
鹿児島大学3年 吉原陵平
“夏らしく”自分大改造計画
よく晴れた5月末の日曜日。僕と友人の2人は2007円を握りしめて天文館を歩いていた。「2007年にちなんで、天文館を2007円で1日過ごす」ためだ。決行日は、飲み会の次の日。酒を浴びるように飲まされ当日は寝坊、シャワーも浴びずに焼酎くさいポロシャツのまま飛び出した1=写真右。店の窓に映る自分の姿を見て、とにかく着替えたい一心に駆られる。まさにそこで今回の旅のテーマが決まった。
「2007円大改造計画in天文館」
若者でにぎわうこの街で、2007円でどこまで変身できるのか。さらには「より夏らしく」というテーマも掲げ、僕は異例の買い物に挑戦してみることにした。
1軒目の古着屋2では柄モノのシャツ(1000円)を購入した。できるだけ安いものを選ぼうとすると選択の幅が制限され、かなり派手なモノを買うことになった。こうなると2軒目以降は慎重にいかなければならない。ちなみに友人は1500円のポロシャツを買った。こちらは普通にショッピングを楽しんでいる。
次に向かったところは、すべての商品が390円均一という夢のような店である3。ここでは先のシャツに合いそうなタンクトップと麦わら帽子を選んだ4。少しは夏らしくまとまった気がするが、あとワンポイント何かが欲しい。残金227円を持って、たどり着いたのは100円均一ショップである。そこで見つけたのがサングラス。迷わず購入した。
買い物も済んだところで、近くのマクドナルドで遅い昼食をとった。友人が、残る507円をフルに使ってマックセットを食べる横で、僕は100円のマックチキンを細々と食べた。しかしここまできれいに使い切ると気持ちがいいもので、残金22円を手に達成感をかみ締めていた。その後は中央公園でのんびりとした時間5を夕方まで過ごし、僕らの1日は終了した。
朝の服装と比較してみれば6、今回の大改造の旅はまぁ成功したといってもいいのではないかと思う。出身地の佐賀から鹿児島へきて3年目、案外天文館はお金がなくても遊べると感じた1日であった。
['07-06-20]
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