しない−言動、マスコミに嫌気
「共感しない」理由で多かったのが、亀田選手の言葉遣いの悪さやパフォーマンスなど。72人がリング内外の言動、態度を挙げ、世界チャンピオンとして、スポーツマンとして、若者として、謙虚さが足りないと指摘する。霧島市の専門学校生山川孝治さん(21)は「プロボクサーとしての態度に共感できない。もう少し考えて行動するべきで、ハンカチ王子を見習ってほしい」。鹿児島市の渡辺千明さん(66)も「ボクシングは多くの青少年も観戦していると思う。あのような態度では悪影響を心配する。もっと紳士的に振る舞い、心から拍手をもらえるように成長してほしい」と要望する。子ども、孫を持つ世代から悪影響を心配する声が多かったほか、父親でトレーナーの史郎さんの教育、指導に疑問を投げかける意見もあった。
次に多く挙がったのは、亀田兄弟の試合を放映しているテレビ局などマスコミの姿勢。24人が挙げた。十島村の公務員藤井浩幸さん(32)は「ボクサーではなくタレント。マスコミによってつくり出され、それを(亀田選手が)よしとしているところが残念。これでは強くても偉大さや価値は上がらない。テレビ局においしいところを持っていかれ、本人は金をつかまされて終わりにならないか」。ほかにも「マスコミにも品格がない」「話題性だけでもてはやすのはどうか」など多く寄せられた。
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す る−親子のきずなは見本
「共感できる」という意見は12通。年齢は10代から70代まで幅広かったが、30代以下が7人で若い人が多かった。理由では「言うだけの努力はしている」などとボクシングに対する姿勢を評価。「言葉、態度は悪いが、たたかれてもめげない強さをみた。みんな周りに合わせて中傷するだけで、1人じゃ何もできない」(熊本県の高校3年生)という意見もあった。鹿児島市の会社員日高博敏さん(34)も「豊富な練習量、ち密な体調管理、徹底した闘争本能、どれをとっても今日の日本男児に欠けている点をすべて表現している」。
親子のきずなを評価する声もあった。同市の古田久男さん(70)は「言動などにはマスコミの責任もある」とした上で、「親子、兄弟のきずなや向上心、努力は見習うべきものがある。まだ若く、世間を知らない子ども。今後を期待して見守りたい」。
ボクシングに興味がなかったがファンになったという鹿児島市の主婦小川睦子さん(62)は「口も悪く言動も1人の人間としてどうかと思う場面もあるが、3人全員がコーチとして父親を尊敬している姿を見ると、自分が育った昭和の親子につながっていると感じる」とし、「今の時代、子どもの言いなりに機嫌を取るのが愛情と勘違いしている親が多いのでは? 時に親として威厳を持ち、しかる勇気も必要と感じる」と意見を寄せた。












