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'07/06/23 本紙掲載 
ミナミさんちの縁側
 おじいちゃん 今年の夏も暑くなりそうじゃ。
 おばあちゃん 天気予報に今年から35度以上の「猛暑日」が設けられたそうよ。紫外線も気になるわね。
 おじいちゃん かといって家に閉じこもっているのもどうじゃろうか。夏休みに孫たちを連れてどっか遊びに行きたいが、海、山どっちがいいかの。
 おばあちゃん そうねー。皆さんに聞いてみましょ。
■ 夏のレジャー 行くなら
 海、山ともに遊び場の多い鹿児島。それぞれにほぼ同数の意見が寄せられた。
海−水平線眺め潮風満喫
 まずは海派から。離島出身や在住の方から、海の魅力を強力にアピールする声が届いた。
 「海はレジャーというより生活の場」という、いちき串木野市の公務員女性(49)は甑島育ち。「海に行くと必ずミナ貝を採ってきてました。夏は海に行く計画しかたてません」。奄美市の主婦、後藤美智子さん(59)は「潮風に吹かれ、水平線のかなたの船を眺めて食事するだけでも最高」。浜辺をデジタルカメラで撮影して回るのも楽しみ方の一つだそうだ。
 海定番の遊びを挙げる人も。薩摩川内市の無職山口博久さん(36)は「ビーチバレーやスイカ割りなどが楽しめる。家族連れが潮干狩りをしているのもほのぼの」。夏の夜釣りを勧めるのは鹿児島市の米重均さん(53)。7月になればチヌやチコダイ狙いの防波堤釣りが最高だという。「暑い昼間と違った夜の海は幻想的で少し怖いこともある。そこがまた魅力かも」
 県外からも貴重な意見。北海道函館市の会社員男性(44)は「こちらでは海水浴ができる期間は1カ月たらず。夏を満喫した気分になれるのは海」。
 山村で育ったという北九州市の会社員、深江良久さん(56)は、友人と訪れた種子島の印象が鮮烈だったという。「どこまでも続く水平線や真っ赤な夕日に体の芯(しん)から深い感動を覚えた」。移住を考えているというからすごい。
山−自然の冷気心地よく

雄大な景色が広がる霧島連山。登山客たちも弁当を広げリラックス=4月28日、韓国岳山頂
 山派が挙げる一番の魅力は森林浴。浜辺に照りつける太陽光線は、女性だけでなく男性にもやはり厳しいのか。
 霧島市の団体職員浜田靖さん(41)は「海は泳がないときが暑い。涼しい所でキャンプするならやっぱり山」との意見。川辺町の会社員、門倉恵介さん(32)は「木々の合間を吹き抜けてくる風が気持ちいい。弁当を広げるもよし、バーベキューでワイワイやるのもよし」と早くも夏気分満開。10年以上前に北アルプスに登っていたという南大隅町の主婦(45)は「自然のクーラーみたいな感じで気持ちいい」。
 鹿児島の山の代表格、霧島を挙げて、魅力を語る人もいた。「夏だけに限らないけど霧島が最高」というのは鹿児島市の大学生、天瀬毅さん(30)。「ミヤマキリシマ、ノカイドウ、シカなどの動植物もみられる。山頂からの景色は雄大。達成感も言葉では言い表せない」
 「どっちも好き」という意見も。鹿児島市の会社員女性(38)は「海もいいけど、川があればきれいな水で泳げるし、空気もおいしいので総合的に判断して山」。
 「山は子どもたちへ生きた教材となり、教育にもいい」というのは鹿児島市西俣町の農業、堀之内孜匡さん(76)。孫たちと山に入り枝打ちなどに汗を流すそうだ。ただ海にも山にはない魅力があり「どちらも体験してほしい」と結んだ。
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