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'07/09/22 本紙掲載 
ミナミさんちの縁側
 おとうさん まだまだ残暑は厳しいが、朝晩は涼しくなってきたな。
 おかあさん 何を始めるにもいい季節ね。隣のご夫婦は健康のために歩いているそうよ。
 おとうさん 同僚は俳句を習っているそうだ。私も何か挑戦してみるかな。
■ この秋、始めるなら
 寄せられた意見では、芸術派が圧勝。スポーツ派の2倍にのぼった。
芸 術−創造性に醍醐味
 奄美市の主婦後藤美智子さん(59)が夢中なのは、デジタルカメラで地元奄美の自然を撮影すること。「故郷を離れた同級生にポストカードとしてプレゼントしたり、大きく引き伸ばした写真を親せきに贈ったりしている」
 「時間ができたら、小学生のころに習っていた木炭画を始めたい」と“リベンジ”を誓うのは、鹿児島市西田1丁目の30代販売員女性。以前は人物中心だったがこれからは風景画を描きたいという。「自然と触れ合いながら、のんびり筆を執りたいな」
 鹿児島市南新町の福永久子さん(66)は、「現在の趣味であるクラフト細工をもっと極めたい」と話す。こよりを編んでバッグをつくったり、和紙で飾りだんすをつくったり。1本の線や1枚の平面が、自分の手によって多彩に変化していく過程に魅力を感じているという。
 芸術の醍醐味(だいごみ)は「創造」にあるというのは、絵画に取り組む都城市の井上正樹さん(50)。「精いっぱい奮闘して描いても、『どこかで見たことがある』という思いになる。この秋は“どこにもない絵”を描きたい」と決意する。
スポーツ−体の調子が改善
南日本新聞開発センター文化教室「みんカル」のエアロビクスレッスンで汗を流す女性たち。同センターが今秋開設した約60講座をみると、きん差だが芸術派よりスポーツ派に軍配が上がったという
 一方のスポーツ派の目的は、健康づくりとダイエット。一番人気は手軽に毎日できるウオーキングだ。「2年ほど前に始めたが、体の調子が良かった。不眠症状も改善された。家族の入院と通院のため時間がとれなくなったが、また始めたい」というのは東串良町の会社員大塚美幸さん(41)。鹿児島市坂元町の40代販売員女性は「夏の暑さで休止中だが、涼しくなったら再開する」と話す。
 一大ブームとなった軍隊式ダイエットプログラム「ビリーズ・ブート・キャンプ」も人気は衰えていない。熊本市から鹿児島市に帰省中の大学生大重雄太郎さん(29)も入隊を計画中。「10年前に比べ30キロ太った。まずは10キロ減が目標」という。「DVDを見たけど、かなりきつそう。続けられるかな」と本音も漏れた。
 忙しすぎる現代社会を反映してか、「たまの休みは寝ていたい」(鹿児島市易居町の30代会社員男性)という意見も多数。鹿児島市下竜尾町の販売員長野美保さん(38)も「1人でゆっくりできる空間と時間がほしい。そして今まで見たかった映画のDVDを見たい」。同市西陵1丁目の自営業佐藤真一さん(48)は「1泊でいい。ひなびた感じの、落ち着いた温泉旅館で湯船につかっていたい」と切望した。
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