反 対−リーグV 価値薄れる
反対意見で一番多かったのが「リーグ優勝の意味や価値がなくなる」というもの。鹿児島市の会社員宮田健一さん(51)は「キャンプまでして何のためにペナントを争ってきたのか理解に苦しむ」。西之表市の黒崎真治さん(48)も「年間を通して戦う意味がない。最後だけがんばればよくなる」。
薩摩川内市樋脇のラーメン店経営吉村健二さん(59)は「リーグ優勝と日本一のどちらに価値があるのか分からなくなる」と不満そう。
「1位のチームがCSも続けて勝つのは難しい。2、3位のチームばかりにメリットがある」というのは鹿児島市の会社員富山義三さん(41)。
確かにパ・リーグでプレーオフが始まった2004年以降、リーグ優勝したチームが日本一になったのは昨年の日本ハムだけ。04年の西武、05年のロッテ、そして今年の中日とリーグ戦はいずれも2位だった。
このままでは勝率5割以下のチームが日本一になる可能性もあると心配する声も多かった。
日置市の会社員松元秀格さん(41)は「その時期に調子がいいチームが勝つだけ。もとに戻してほしい」。出水市の会社員鳥羽瀬哲郎さん(39)も「リーグVチームのアドバンテージがホーム球場での開催だけというのは納得できない」。
枕崎市の主婦山崎美由紀さん(36)は「選手自身も3位で大丈夫という甘えが出ることもありえる」と懸念する。
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賛 成−見応え増え 応援に熱
もともとCSは、パ・リーグが04年にリーグ活性化を狙ってプレーオフを導入したのがきっかけ。米国大リーグへの人材流出などもあり、日本プロ野球の人気回復は両リーグを通じた課題。CSが興行的な成功も含めて新機軸として期待されているのは事実だ。賛成派が多くあげるのはこうした現状をふまえ、「見応えのある試合が増えて野球がより楽しくなった。活性化が期待できる」というもの。
鹿児島市の大学生水野裕也さん(28)は「シーズン終盤の消化試合が減り、どのカードも注目してみられる」。鹿児島市の大学生天瀬毅さん(30)は「自分の好きなチームが日本シリーズに行けるチャンスもあり応援に熱が入る」と好意的だ。
リーグ優勝したチームが日本シリーズに出場できなくても仕方ないとの意見も。十島村の公務員藤井浩幸さん(33)は「日本シリーズも短期決戦。CSで勝てないようでは日本一になるのは難しい。できれば試合がもつれて最終戦ぐらいまでやってほしかったのだが」。
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来年以降のCSの改良点についても意見が寄せられた。鹿児島市の男性(64)は「どうせやるならCSも全球団でやればいい」。霧島市の小学5年生(11)は「サッカーのように2シーズンにわけて、さらにセ・パを最初から混合すればいい」と大胆だ。いちき串木野市の会社員男性(50)は、日本シリーズはリーグ優勝チーム同士が戦うことを前提に、「CSにかわる大会として、アジアシリーズへの挑戦権をかけた試合を行えばいい」と提案した。











