気にする−長い人生、戒めのとき
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| 厄を追い払い福を招く節分の豆まき。節分の日に厄払いをする地域もある=2007年2月3日、霧島市の霧島神宮 |
霧島市の自営業古川和広さん(48)は「厄年前後に体調が不安定になった」ことを踏まえ、「できるだけ精神的負担が大きいことは控えた方がいい」とアドバイス。鹿屋市の農業松元孝志さん(53)も「昔からの言い伝えだから」と警戒する。
大口市の主婦中村亜美さん(34)も「失恋したり、病も患ったし、大学にも復学できず、いい思い出がなかった」と19歳の厄年を振り返る。一方で「33歳の厄年では失敗を前向きに考えられるようになった」と変化を語り、「長い人生には良いことも悪いことも順番にやってきますよという戒めのようなもの。心がけ次第でいい人生が送れる」と解釈する。
「結論から話すと気にしている」と話すのは今年が本厄という鹿児島市の会社員女性(31)。「周りの人に心配され、気にせずにはいられなくなった」という。
「長い人生の節目となる年ごろ」と意識しながら「今は我慢のとき。がんばればいつか認められると信じ、笑い飛ばしたい」と前向きさを強調する。
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気にしない−日ごろの心がけ大切
| 男性 | 前厄 24、41、60 |
| 本厄 25、42、61 | |
| 後厄 26、43、62 | |
| 女性 | 前厄 18、32、36 |
| 本厄 19、33、37 | |
| 後厄 20、34、38 |
厄年前後は社会的責任やストレスで生活リズムが狂いやすい年齢としつつも「個人差があるので、一律的な厄年は全く気にしない」と話すのは千葉市の吉田順吾さん(63)。「強い精神力と肉体をつくっていけば厄年とは関係なくなる」と日ごろの心がけの大切さを訴える。
霧島市の家事手伝い境田千穂さん(25)は19歳のとき厄払いをしたが「持病が悪化し、つらい入院生活を送った」ともらす。一方、妹たちは厄払いはしなかったが厄年を無事過ごせたといい「厄払いをしても災難はふりかかるときはふりかかる。同じなら気にしない方がよい」とみる。
鹿屋市の主婦、小牧トシ子さん(58)は、試験に不合格となり前厄だからしばらくはだめかもと落ち込んだ娘を「厄年は関係ない。変えるのは自分」と励まし、娘が本厄の年に合格した経験を振り返る。
「神仏が人間に不幸を与えたり、不幸を喜ぶはずがない」と小牧さん。「健康を考えたり、計画をもって生活することで、厄年は明るく乗り越えられる」と話す。












