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2007 09/16 本紙掲載

IT最前線

運動会撮影もハイビジョン

 秋の行楽や運動会で、家庭用ビデオカメラが必需品になる。幼稚園や小学校の運動会では、若いお父さんがビデオカメラで子供の活躍ぶりを追う。
 ビデオカメラは、鮮明な映像を撮影できるデジタルハイビジョンが主流になってきた。
 家電量販店には、8月から9月にかけ発売されたハイビジョンビデオカメラがずらりと並ぶ。実勢価格は、10万円から15万円の機種が多い。
 映像記録方式も、ビデオカセットだけだった数年前に比べ、HDD(ハードディスク駆動装置)、DVD、メモリーカードなど多彩になった。100ギガバイトHDD内蔵で、ハイビジョン映像を30時間分撮影できる機種まで登場している。
 家庭用ビデオカメラでハイビジョン対応機種が主流になってきたのは、ハイビジョン放送を見慣れた消費者が「きれいに撮影できる」機種を購入しているため。
 家電量販店でも普及機とハイビジョン対応機種の映像を比較できるように、テレビ画面へ映し出し、高価格機種の販売に力を入れている。今発売されているハイビジョンビデオカメラを技術的に見ると、驚くほどの最先端技術が組み込まれており、片手に乗るようなサイズで高性能機種を実現している。
 ハイビジョン映像での撮影のほか、デジタルカメラ並みの静止画を撮影でき、撮影した映像から静止画を取り出すことも可能だ。撮影した映像をピンポイントで液晶画面に映し出し、ワンタッチで見たい映像を選び出せる機種もある。
 電子情報技術産業協会(東京都)によると、ビデオカメラの出荷は2003年の167万台をピークに、その後は142万−158万台で推移、07年は145万台を予想している。
 しかし、家電量販店の販売員は「ハイビジョンビデオカメラは価格も安くなり秋の商戦でも大きな目玉になる」と話す。

(ITジャーナリスト・杉山隆二)
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