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2007 10/21 本紙掲載

IT最前線

デジタルな写真立て人気

 デジタルカメラの爆発的な普及でフィルムカメラ時代とは違う写真関連製品が人気を呼んでいる。一つがデジタルフォトフレーム(デジタル写真立て)だ。
 デジタル写真立ては、「写真」の部分が液晶パネルで、デジカメで撮影した写真データが入ったメモリーカードを入れると次々と画面が変わる。気に入った写真1枚を変えずに表示することもできる。昨年、ベンチャー企業や電機、写真関連メーカーなどが相次いで商品化し、いま静かな人気だ。
 東京都内の家電量販店のデジタル写真立てコーナーで店員に売れ行きを聞くと「若い夫婦や高齢者が買っていく」という。発売されているのは、液晶画面が5.6インチから15インチで、7インチが中心。液晶パネルに木やプラスチックの額縁を付け、裏側にはメモリーカード読み取り装置や画像処理装置など電子装置が付いている。
 価格は1万円から2万円が中心。構造はシンプルで価格も安いのが特徴だ。音楽のMP3ファイルを再生でき、音楽を聴きながら写真を楽しめる機種や動画に対応した機種も出ている。
 10年ほど前、NTT横須賀研究開発センタ(神奈川県横須賀市)で最先端の情報機器をフル装備した「未来住宅」を見学した。
 玄関を入ると真っ白い壁に薄型テレビを使った額があり、きれいな風景が映し出されていた。いま、液晶などの薄型テレビは、壁掛けの額のように使うこともできる。だが、テレビ受像機とは違うシンプルなデジタル写真立ては癒やされる。
 自分が撮った写真や子どもの写真などを静かな音楽を聴きながら見る。家族の写真を飾る習慣がある米国でこの商品は特に人気があり、日本でも人気が出ている。
 いま市販されている製品は大きなもので15インチタイプだが、もう少し大きな液晶の製品が出てきて壁に掛けて絵画や風景、鳥、花などの静止画を楽しむことも可能になるだろう。

(ITジャーナリスト・杉山隆二)
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