鹿児島市金生町の電車通り。鹿児島銀行本店前の歩道に並ぶ14基の木製ベンチに、金属製のひじかけが付いた。ひじかけというよりは、仕切りに近い。さては浮浪者対策か。
ベンチを所有・管理する金生通り商店街振興組合によると、ベンチは金生町バス停でバスを待つ市民のために12、3年前に前身の金生町通り会が置いた。
同組合理事長の上原右名位さん(54)は「ベンチは浮浪者が寝る場所になっていました。臭いとか汚れるとか、市民から鹿銀に苦情が寄せられて、困った鹿銀から組合に打診があったんです。ベンチの周りを水洗いする店もあったようです」と説明する。
結局、組合の許可をもらい、鹿銀が費用を負担してベンチに仕切りを取り付けた。背もたれのないベンチは、2基ずつ仕切り金具で横につないだ。
その目的は「ベンチに浮浪者が横になれないようにすること」。深夜、酔っ払って横になったことのある筆者にとっては、こそばゆい話だ。
おかげで、これまで1基あたり3人くらい腰掛けられたのが、狭くなってしまった。同様の対策が各所のベンチで進む。何だか窮屈な世になった。 |
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