鹿児島市電の高見橋や高見馬場付近の軌道敷のアスファルトがはがされて、枕木が見えている。軌道敷に芝生の帯をつくる緑化工事が始まったようだ。
市公園緑化課によると、鹿児島中央駅前から桜島桟橋通交差点まで1550メートルにわたって芝を植える。あわせて芝生をライトアップする照明を設ける。高見馬場交差点−桜島桟橋通交差点間は、枕木を木製からコンクリート製に替えるなど軌道改良も行う。おはら祭前の10月末には完成させる予定だ。
緑化工事は、幅6.59メートルの軌道敷のアスファルトを枕木が現れる深さまではがし、透水性シートと保水シートを張り、その上に菓子のおこしのようなシラス緑化基盤を置いて芝を植える。冬枯れしにくい改良高麗芝を使う。芝生の総面積は1万300平方メートル。中央公園の中央部芝生の3倍強の広さにあたる。
都市景観の向上と、ヒートアイランド現象や騒音、振動の緩和をねらう。鹿児島中央駅前の軌道敷に一部施した芝生面で8月に温度を測定したところ、アスファルト面よりも10度以上低かった。
本格的な芝生軌道は国内で初めてという。完成が待たれる。
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