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搬入されたコガネセンガンは入念に選別される
▲搬入されたコガネセンガンは入念に選別
黄金色に実った田んぼの中にある蒸溜所▼
黄金色に実った田んぼの中にある蒸溜所
 
(17)大口酒造 第2蒸溜所
 1970(昭和45)年、鹿児島随一の米どころ、大口・菱刈地区の11の蔵元が協業し、大口出身の作家・海音寺潮五郎氏から贈られた「衆心一致 其利断金」の言葉をモットーに、芋焼酎『伊佐錦』を造り始めた。その後、古来伝わる黒麹仕込みを基に『黒伊佐錦』を開発。今では県内外で愛されるトップブランドの一つに成長した。
原点見つめ芋焼酎育てる

伝統を守りつつ次代をみすえる有満所長 伝統を守りつつ次代をみすえる有満所長
 生産量の拡大、質の向上を目的に2004(平成16)年8月、菱刈町の田園地帯の真ん中に第2蒸溜所を建設。広大で近代的な工場では、最盛期ともなると日に約50トンの県産コガネセンガンが仕込まれる。機械化された工場だが、焼酎の味を決めるのは、やはり人。「私たちは焼酎を造るのではなく、育てているのです。鼻、舌、目…常に五感を研ぎ澄まさなくては」と有満隆明所長は語る。

人と機械で徹底した温度管理
▲人と機械で徹底した温度管理
 原酒を蓄えるタンクの隣には、焼酎粕1カ月分を備蓄するタンクもある。2007(平成19)年春の焼酎粕海洋投棄全面禁止を控え、既に、家畜用の飼料として再利用を始めている。畜産用のふん尿を堆肥化して畑に投入し、サツマイモの肥料に、という循環型農業への構想もある。自然に溶け込んだ焼酎造りが、この蔵の人気を支えている。
(「てぃーたいむ」2007年1月号掲載)

info

所在地 
伊佐郡菱刈町田中1660

電話 
 0995(26)5500

工場見学あり/要予約
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