南日本新聞のウェブサイト373news.comです

メニューをとばして本文へ移動します
県内ニュース スポーツ 社  説 南 風 録 黒ヂョカ 映画案内 きょうの催し 気象情報 おかいもの
桜島ライブカメラ 動画歳時記 懐かしフォト 焼酎蔵めぐり サッカー王国 こどものページ そいじゃが通信 母 校 便 り 見学アルバム 社 員 募 集
     
 
約140年前に佐賀で焼かれた古式かめ壺を使っての2次仕込み▼
約140年前に佐賀で焼かれた古式かめ壺を使っての2次仕込み
 
(22)森伊蔵酒造
 森伊蔵酒造は、波穏やかな鹿児島湾の懐、垂水市牛根地区の海沿いにある。代表銘柄『森伊蔵』は、いまや全国で高い知名度を誇るが、誕生までは決して平たんな道のりではなかった。
試行錯誤の末、全国区に
酒のうまみを逃さないほうろう引きの貯蔵タンク
▲酒のうまみを逃さないほうろう引きの貯蔵タンク

 4代目の代表銘柄『錦江』は、近隣の漁師らに愛飲される地元の焼酎だったが、地元以外では知名度が低かったため販売が伸び悩み、蔵の行く末も危ぶまれていた。そんな中、5代当主・森覚志が思い切ったリニューアルを試みた。「売れないなら、お客様に買いに来ていただける物を造ろう」。

 1885(明治18)年創業時からの伝統製法である「かめ壺仕込み」はそのままに、麹(こうじ)米を福井産コシヒカリに切り替え、イモは地元の農家と契約栽培したものを厳選、仕込み水は緑豊かな高隈山系の地下水を使用した。

瓶詰めされた焼酎を、1本ずつ丁寧に和紙でくるむ
▲瓶詰めされた焼酎を、1本ずつ丁寧に和紙でくるむ
 試行錯誤の末に生み出したこだわりの焼酎に、4代目の名「森伊蔵」と冠し、1988(昭和63)年、初蔵出しを実現。銘柄には、蔵を守り続けた先人への尊敬と新しい焼酎への誇りが込められていた。発売されるや、それまでの焼酎のイメージを一新。まろやかな味わいと香りが、焼酎になじみの無かった県外愛好家の支持を得、全国的な焼酎ブームを引き起こした。

 5代当主の好きな言葉は「夢」「念ずれば花ひらく」。連綿と受け継いだ伝統の技と精神、そしてたゆみないチャレンジがいま花開き、時代に求められる焼酎を造り出している。

(「てぃーたいむ」2007年3月号掲載)

info

所在地 
垂水市牛根境1337

電話 
 0994(36)2063


△ 焼酎indexへ △

鹿児島の本格焼酎 蔵元を巡る「焼酎蔵探訪」サイトです。
 

ピックアップ
ニュース・コラム
情報
スポーツ
オリジナルコンテンツ
 
 
 
県内ニュース スポーツ 社  説 南 風 録 黒ヂョカ 映画案内 きょうの催し 気象情報 おかいもの
記事・画像等の一切の無断転載、二次利用をお断りいたします。これらの著作権は南日本新聞社または各情報提供者にあります。