県境に近い曽於市の中心街(旧末吉町)から、諏訪小学校方向に車で10分ほど走った県道501号沿いにある木場酒造の「一人蔵」。蔵主・木場修一さんは蔵名の由来を「“名は体を表す”の言葉通り、仕込みから蒸留まで1人で造っているから」と語る。
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| ▲人懐こい笑顔とエネルギッシュな語り口の木場さん |
創業は1912(大正元)年。3代目の銘柄『高砂』は地元の焼酎として愛飲されてきた。木場さんは、子供のいなかった3代目に認められ、1986(昭和61)年、結婚と同時に夫婦で養子になった。先代と杜氏の下で修業に入ったが、養父は1年足らずで死去し、93(平成5)年には杜氏も引退。頼る人がいない重圧の中、蔵にこもって『高砂』を造り続け、3カ月で12キロやせたとか。
木場さんの夢は、創業100周年に当たる6年後に、老朽化した蔵を建て替えて記念焼酎『百歳蔵』を出し、将来は息子と共に焼酎『父子蔵』を出すこと。ひたすら夢に向かって仕事に打ち込む姿に「1人の力は決して小さくない」木場さんの思いが強く感じられた。
(「てぃーたいむ」2007年4月号掲載)
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所在地
曽於市末吉町諏訪方8881の2
電話 0986(76)2383
工場見学あり/少数のみ(要予約)
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