東京農業大学「食と農」の博物館(世田谷区)で5月11日まで開かれている企画展「世界自然遺産−屋久島の扉を開く」に、屋久杉やヤクザルの写真、工芸品など計約40点を展示している。
いちき串木野市出身。串木野高校から鹿児島大学水産学部に進学。父親から成人祝いに屋久杉の大火鉢をもらい、「ほかの杉とは違う味わい深さ」にほれ込み、屋久島のとりこになった。
東京で就職し、2006年まで広告制作会社に勤務。総務畑が長かったものの、撮影などを手伝ううちに写真が趣味に。念願の屋久島を初めて訪問したのは1978年。それ以降はほぼ毎年足を運び、シャッターを押し続けた。「訪れるたび大自然に癒やされ、環境保全のため何かできることはないか自問している」
縄文杉など自らの写真をもとにはがきやTシャツを作製し、地元の土産店で販売。売上金の一部を屋久島環境文化財団に寄付している。2000年から7年連続して中央区の浜離宮恩賜庭園で写真展を開いた。「屋久島の撮影はライフワーク。体が続く限り頑張る」と意気盛んだ。
アナウンサー120人が属する東京アナウンス室。スポーツ担当の副部長として現場のスケジュール管理が今の仕事だ。8月の北京五輪も控えており、準備に気を引き締める。
鹿屋市出身。鶴丸高、九州大を卒業し、1987年NHKに入局。初任地は鹿児島だった。「鹿児島弁のニュースコーナーを地元民放に先駆けて試みた。唯一の誇りです」。その後、徳島、広島、岡山を経て2004年に東京に。大相撲やサッカー、06年のトリノ冬季五輪ではボブスレー、リュージュの中継に活躍した。
大相撲のラジオ実況を初めて担当したときのことを忘れない。解説者は松ケ根親方。昔、手に汗を握って応援していた元大関若嶋津だ。「あこがれの郷土の英雄が横にいる。緊張で手が震えた。でも、うれしかった」。力士は応援する郷里を背負っている。生身の人間が戦うスポーツには1人1人のドラマがある。「背景を考えて中継すれば、視聴者にもその思いはきっと届く」
大河ドラマの篤姫効果を狙う郷土には観光立県に向けて「ようこそという気持ちを素直に」と提言した。