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鹿児島わくわく釣行記
<2007/06/28本紙掲載>
シーバス(スズキ)狙い4年目 念願の1メートル超攻略 薩摩川内・川内川 木之瀬 剛さん(鹿児島市、自営業、33歳)

 スズキはシーバスとも呼ばれ、引きが強く、えら洗い(ジャンプ)のダイナミックさから釣り人の人気は高い。食しても美味なので、釣ってよし、食べてよしの魚だといえる。薩摩川内市の川内川などでは、1メートル超の大物も上がっている。スズキの攻略法とその魅力を探った。
潮止まり最後にヒット

▲念願の1メートル超のスズキを仕留めた木之瀬剛さん
  鹿児島市西田1丁目の自営業、木之瀬剛さん(33)は4月15日午前1時ごろ、川内川河口から10数キロ上流の水門の横で、全長101センチ、重さ6キロのスズキを仕留めた。「大物を狙って川内川に通い続けて4年。念願の1メートル超級の大物だったので、魚影が見えたときは手足が震えた」と振り返る。
 木之瀬さんはいつものように仕事を終えてから川内川へ。8.6フィートのロッドにライン2号とショックリーダー(25ポンド)、ルアーを使用。14日午後9時ごろから、場所やルアーを変えながら釣っていた。
 その夜は曇り空だったが風はなかった。水の透明度が高かったので、ルアーは透明な体に光を反射するよう加工されたものを使用していた。手のひら大のヒラメ以外にこれといったあたりはなく、干潮から満潮の間の潮止まりの時間帯になった。あきらめて「そろそろ帰ろうか」と思い、「最後にもう1回だけ」と投げたところにあたりがきた。
 「ヒットした瞬間、すぐに大きいとわかった。潜っていくと持っていかれるような感じで、ライン(糸)が切れないよう、ゆるめながら慎重に体力が弱るのを待った」 格闘することおよそ15分。ようやく暗い水面に銀色の魚影が見えた。武者震いを抑えながら引き寄せると、最後の抵抗か、スズキが水面を跳ね上がった。「切られるのではないかとドキドキした。祈るような気持ちで寄せた」という。
 先輩に教わった通り、さお先を水面に付けて寄せると、手をスズキの口に突っ込んで持ち上げた。ずっしりとした重さに歓喜がこみ上げた。初めて魚拓を取った後、すし屋の知人にさばいてもらい、友人たちと刺し身やフライ、鍋にして食べた。
 携帯サイト「釣@ナビ」の田中雄二編集長は「大物を釣るなら10月から5月ごろだが、夏場でも夜釣りなら30−50センチクラスは上がる」と話す。河口域でルアーを使ってマルスズキを狙うのが一般的で、北薩方面で良型が期待できるという。
 「スズキはファンの多い魚だが、エサに食いつかせるのが難しいため、食わせるテクニックが必要。ビギナーにすぐに釣れる魚ではないが、1回大物が当たるとやみつきになる」と田中編集長は話している。


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