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鹿児島わくわく釣行記
<2008/01/24 本紙掲載>
鹿児島湾でカワハギ釣り大会 “餌取り名人”狙い腕競う
 刺し身や肝が美味として知られるカワハギ。餌を少しずつかじり取るため、“餌取り名人”とも呼ばれ、釣るには高度なテクニックが要求される。13日、鹿児島湾で行われた第3回カワハギ釣り大会を取材した。
(文化部・勝目博之)
優勝・今村さん 餌は獲物より下へ / 大物賞・吉原さん ゆっくり上げ誘う
▲「鹿児島湾は豊かな海」と話す優勝した今村博都さん
 大会は県内のカワハギ釣り愛好者でつくる実行委員会が主催し、年1回開催している。集合場所は姶良町の重富漁港で、県内外から約30人が参加した。3隻に分かれ午前7時に出港し、同11時半まで予選を実施。釣った匹数により、各船の上位計10人で、午後3時まで決勝を行った。
 記者は3隻以外の別船に乗り込み、観戦しながら釣りを楽しんだ。風が強かったため、ポイントを移動しながら竜ケ水沖、桜島小池沖、神瀬、沖小島を回った。仕掛けは胴突き3本針でエサはアサリのむき身。記者はアラカブ、トラギス、ベラばかりで、カワハギはゼロだった。
 決勝の検量は午後4時から同港であり、約3時間で5匹釣った都城市の会社員、今村博都さん(40)が優勝した。仕掛けはベイトリール、道糸PE1号、中重り集寄(集魚板)、ケミホタル、ハリス2号、ハゲ針4号、重り25号。
▲大物賞の吉原正樹さんは、予選、決勝で計10匹釣った
 コツは、重りが底に着いたら、ぐーっと持ち上げる「聞き合わせ」をし、さおを小刻みに振る「たたき釣り」を行いながら重りを再び着底させる。それでもあたりがなかったら、ハリスを底にはわせる「たるませ釣り」をするという。「カワハギは下向きに餌を食うので、餌をカワハギより下に置く」と話した。
 大物賞は28センチを釣った霧島市の会社員、吉原正樹さん(34)。「根がかりしないよう重りが底に着いたら少し上げる。その後、1メートルほどゆっくり上げると餌に吸い付いてくる」と教えてくれた。
 実行委員の海晴丸・中田清治船長(42)によると、カワハギ釣りは湾内では2月いっぱいまで楽しめるという。


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