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鹿児島わくわく釣行記
<2008/05/08 本紙掲載>
イシダイの季節“大物”続々/鹿県内
 南さつま市方面から、イシダイの“大物”の話題が届き始めた。県内各地でも、本格的なシーズン到来に釣り師らが期待を膨らませている。早速に釣果を上げたベテランから、ゲットした日の状況とコツを聞いた。
慌てず、落ち着いて/鹿児島市の刈川和孝さん
 鹿児島市真砂町の会社社長、刈川和孝さん(65)は4月5日、今年最初の磯釣りで56.5センチ、3.6キロを釣り上げた。釣り歴45年で、58センチの釣果も誇る。
 この日は午前6時ごろ興神丸で南さつま市のゼンダナに渡った。エサは、むき身のアカガイ。置きざおにして待つこと2時間。あきらめかけた午前8時。「来た」という雰囲気のある前当たりがあり、うまくかかった。
 さおが海面に入ってからピトンを外し、1回しゃくると同時にリールを巻いた。3回ほど締め込みがあったが、初めからドラグを完全に締めてイシダイが引っ張っていけない状態にしておいた。足場の悪い瀬で、滑らないように心がけている。
 底に逃げようとするときにはさおでさばいた。引きは「相当強かった」というが、のんびりと上げることを心がけ、1分ほどで獲物を手にした。大物を狙うコツは「慌てず、がっちり、落ち着いて」とのこと。
駆け引きが楽しい/鹿児島市の秋山鎮男さん
 4月21日に、南さつま市の小立神で60.5センチ、4.2キロを手にしたのは鹿児島市樋之口町の会社員、秋山鎮男さん(44)。4年前、鹿児島市北埠頭(ふとう)の沖堤防で釣り上げた自己最高の64センチ、4.4キロに迫る好釣果だった。
 秋目漁港を出発し、侍丸の船長が決めてくれたポイントで開始した。天気は晴れ。うねりが残っていた。仕掛けは宙づりでエサはアカガイ。
 1、2投目は当たりはあったが走らない。魚の遊泳層を狙い、1メートル上げて仕掛けを落ち着かせた。午前7時半、3投目で小さな当たりがきた。
 手持ちのさおを横に構えた。強烈な引きがあったため、ポンピングはせずに、さおの反発を利用しながら、強引にリールを巻き取った。「ポンピングすると、外れる場合があるので、1回あわせて巻いたほうがいい」。同行した友人に手伝ってもらい5分ほどで引き上げた。
  釣り歴は10年。「イシダイとの駆け引きがおもしろくて仕方がない。次は70センチオーバーを」と意気込む。


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