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( 9/3 付 )

 霧島市溝辺の鹿児島空港に出かける楽しみが増えそうだ。ジャンボジェット機で実際に使われた部品や航空機の歴史をたどる模型などが並ぶ「航空展示室」が11日、国内線ターミナルビルにオープンする。

 鹿児島空港ビルディングが「空港を地域のアミューズメント広場にしよう」と企画した。5年前に国内空港で初めて設けた足湯や、展望デッキを3年前から入場無料にしたことなどに続く。

 目を引くのは航空会社から提供された6点だろう。ジャンボ機についていたエンジンの回転翼は約900キロという迫力だし、退役したYS11のプロペラを懐かしむファンも多いに違いない。

 航空史に刻まれた人物パネルにも注目したい。鹿児島市出身の奈良原三次は1911年、自作機を操縦し、国産民間機による初飛行を成し遂げた。徳川好敏、日野熊蔵両陸軍大尉が外国製動力機を国内で初飛行させた翌年のことだ。

 39年に「ニッポン号」の機長を務め、56日間で世界1周した中尾純利は阿久根市出身。国産機初の偉業で、52年には東京国際空港の初代空港長に就いた。ゆかりの二人をはじめ、大空に挑んだ夢の数々に出合える場でもある。

 直径2メートルを超すジェットエンジンのカバーをくぐり抜ければ、芝生やベンチもある展望デッキに出られる。離島便との接続を待つ客や家族連れのためにも、さらに楽しみの多い空港を目指してほしい。


 
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九電20100730
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