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最終更新日 : 2007/02/16 11:33:29

12チーム監督「かく戦う」

 第54回鹿児島県下一周駅伝のスタートまで残すところあと1日。いよいよ1年かけたチーム作りの成果が試されるときがきた。主力が順調に仕上がりを見せるチーム、新戦力の加入で意気込むチーム、若手に期待をかけるチームなど、各地区の事情はさまざま。まとめ上げた戦力でどう戦うか、12監督の作戦、目標を聞いた。

姶 良   田中 行夫(51)
曽於とのV争い予想
 仕上がりは初出場の若松ら高校生も含め順調。核となる6、7人は他チームに引けをとらない。中堅どころの選手がいかに踏ん張ってくれるかが鍵だ。エース格の選手には長い区間で連走してもらうことになるが、チームのために頑張ってほしい。メンバーがそろっている曽於との優勝争いを予想している。不安があるとすれば、経験の浅い選手が雰囲気にのまれたり、体調を崩し実力を発揮できないケース。しかし、それほど心配はしていない。各選手が練習通り走れば結果はついてくる。総合力で初の6連覇を成し遂げたい。
鹿児島   中島 利則(44)
調子いい選手を起用
 1月末の市議会議長杯10キロでは自己ベストが続出。昨年と違って風邪や故障もなく、全体の仕上がりは順調だ。エース級の前田、故障から復帰した永吉らも調子を上げている。上りに強い新牛込、吉田には長丁場で頑張ってもらう。
 初日は前半に力のある若手を投入し、好位置を確保したい。2日目以降は調子がいい選手を積極的に起用する。経験豊富な選手が多く、どの区間でも走る心づもりはできている。
 地元を出発して地元に帰ってくるチームは鹿児島だけ。事故やケガなく、最後までタスキをつなぎたい。
曽 於   持留 光一(44)
郷土入り日間優勝で
 この1年、選手会が自主性を持って練習会や合宿を計画してくれたおかげで、十分な練習量をこなしここまで順調に仕上がった。頼もしい新戦力も加わり雰囲気も良くなっている。伝統であるチームワークの良さを存分に発揮したい。
 初日に3本柱をはじめ主力をほとんど投入し乗っていき、2、3日目で好位置に付け、4日目の郷土入りで日間優勝を狙いたい。
 市町村合併も落ち着き新たな枠組みで臨む初めての大会。新しい歴史の1ページを刻むため、地域住民に走って恩返しをできるよう最後まで頑張りたい。
肝 属   家長 広人(40)
大学生軸にA級維持
 昨年のように絶対的なエースはいないが、A級を維持するためにも、力のある大学生を軸に、社会人と伸び盛りの高校生が脇を固め、チーム一丸となった走りを展開したい。各チームの力が接近しており、一歩間違うとCクラスもある。気を引き締めてレースに臨みたい。
 大きな故障を抱えた選手はおらず、いい状態で迎えられた。初日を大事にいきたい。好位置を確保できれば、その後も流れに乗れるだろう。郷土入りする4日目はできるだけベストメンバーに近い形で臨み、3位以内でゴールしたい。

川 辺   菊永 寛恵(50)
前半にエース級投入
 中継ぎ陣も10キロ32分台で走る実力をつけ、いい状況でのぞめそうだ。前半にいい位置をキープして、それをしっかりとつないでいく走りを見せたい。そのためには、もったいないという気持ちを捨て、前半からエース級を投入することも必要だろう。
 大会全体では、まず郷土入りする初日にいい位置でゴールし、弾みを付けたい。目標のBクラス優勝できるかどうかは、3日目と4日目がポイントと思う。昨年は3日目に崩れた。2日間ともできるだけ前半に貯金をつくり、粘るレースをして目標を達成したい。
川 薩   瀬口 俊二(43)
被災地に力与えたい
 昨年の6位からAクラス復帰を目指す。他地区の戦力が強く、直前で故障者が出るなど不安材料もあり、大変厳しいレースになるとみている。
 エース区間に富士通IMT九州の甲斐、立石、小牧、野崎、田淵、増田、松元、陸上自衛隊国分の原之薗、重要な区間に陸上自衛隊国分の池田主将、薩摩川内市役所の中俣、ドコモスポット川内の奥、大学生の東條、清次、高校生の久保、折田、徳留を投入する。
 前半で波に乗り地元を上位で通過し、県北部豪雨の被災地に元気と活力を与えるよう頑張りたい。
指 宿   下吉 一宏(46)
核不在、若い力台頭を
 エース級の故障や体調不良が重なりチームの核が不在となった。選手の絶対数も不足しており、厳しい戦いを強いられることは確実。滑り出しを重視して波に乗りたい。
 まず主力級をそろえた地元入りの初日を好成績で乗り切りたい。最終日までの1区は雪丸恭、浜田のほか高校生の飯山、折尾ら10キロ31分台の力を持つ若手を並べたい。若い力に期待している。長丁場の区間でいかに引き離されないかもカギとなる。ベテラン、中堅まで全選手が普段の実力プラスアルファの力を出し切りB級死守を目指す。
日 置   宇都口清隆(49)
中堅と高校1、2年鍵
 経験のある社会人が加入し、昨年に比べて層は厚くなったのだが、ここにきて故障者が相次ぐなど、チームの編成に頭を悩ませている。松枝、新、中村ら力のある高校生で勢いをつけ、主軸となる篠原、能勢ら第一工大勢につなげたい。中堅と高校1、2年生の踏ん張りが鍵になる。
 絶対的なエースがいないだけに、チーム全員が次につなげる走りをする総合力で勝負したい。昨年の8位より一つでも上を目指す。混戦が予想されるが、全選手が万全の状態で1秒を大切にした走りをすれば結果はついてくる。

出 水    東村 光弘(50)
チームワークに期待
 選手層の薄さは否めないが、コーチ兼任の松元がこの1年、チームをうまく引っ張ってきてくれて雰囲気がいい。注目しているのは成長株の脇や黒石ら。高校生はトップクラスの選手がそろった。一般との連携がスムーズにいけば、おもしろい戦いになる。
 1日目に主力で流れを作り、郷土入りの2日目は3、4位でゴールしたい。その貯金を後半戦、いかにチームワークで持ちこたえるか。目標は最低でもCクラス優勝とBクラス入りだが結果にとらわれず、来年につながる走りと雰囲気づくりができればいいと思う。
伊 佐   松元 満雄(51)
選手配置がポイント
 故障気味の選手が多く、苦しいクラス争いが予想される。一方、そういう選手をどう配置するかが、今年の勝機のポイントになるだろう。高校生も全体的にタイムが良くなってきた。風邪気味の選手もいるので、本番まで健康管理に気を抜けない。
 主力選手は安定している。2、4日目の主力区間にエースを起用し、その2日間で10分短縮を狙う。
 今年は「我慢、我慢」の走りでクラス優勝総合8位が目標。ハードルは高いほど、クリアできたときの喜びが大きい。歓喜のゴールをチーム一丸で目指す。
大 島   備 秀朗(45)
C級Vへ攻めの布陣
 社会人が例年になく元気で戦力が整ってきた。主力勢を投入する初日の4区までで流れをつくりたい。2日目までに19人の選手を投入する予定。連日攻めのオーダーで臨む。
 21人中教員が6人、彼らの頑張りと高校生6人がチーム浮上の鍵を握る。柱は主将になって精力的にチームを引っ張る重野と、長年エースとして支えてくれた武田。新加入のベテラン山内健と山脇、5年ぶり復帰の壽藤修にも期待する。
 飛び抜けたエースはいないが、選手層が厚くなり力は昨年より上。Cクラス優勝を目指す。
熊 毛   川原 誠(52)
1時間25分短縮目標
 何としても最下位脱出を果たしたい。全体的な底上げができており、前回より1時間25分短縮した目標タイムを設定。相手があってのことだが、目標タイムをクリアできれば結果はついてくるはず。故障者もなく順調に仕上がっている。
 学生が多い若いチームで、種子島、屋久島、鹿児島市と分散しており、全体で顔を合わす機会も少ないが、スタッフ全体で支え、意思の統一も図りたい。前半でうまく流れをつくれるような選手配置を考えている。選手には与えられた区間をそれぞれの持ちタイムに向かって走ってほしい。
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