53区間592.7キロの見どころ
5日間で53区間592.7キロを走る。区間によって長短やアップダウン、海風の影響など特徴はさまざま。選手の持ち味を生かした起用が、チーム浮上の大きなカギとなる。今大会は7区間が新コース。各日の見どころを紹介する。

第1日 11区間129.5キロ
主力集まる1区と3区
大会を占う重要な初日。特に1区には、各チームともトップ級をそろえる。前回は高校生の森賢大(鹿児島)ら3人が区間新をマークしレースを沸かせた。起伏の激しい2区を経て、3区13.3キロは勝負どころ。各チームの主力がスピード勝負を繰り広げる。以降も10キロ以上のコースが続く。10、11区が新コースとなった。

第2日 10区間114.7キロ
6区金山峠 上りがヤマ
1区11.8キロは高校生ら若手の争いが予想される。区間記録は第49回大会で大野龍二(鹿児島)が出した34分54秒。2、3区はアップダウンが続きペース配分が重要になる。ヤマ場は金山峠を上る6区。前半4キロ前後まで緩急のある上り坂が続く。左手に東シナ海を望む7、8区も長丁場。前半飛ばすと後に響く。

第3日 11区間122.8キロ
エース級が3区で激突
第1日に次ぐ長丁場で、初日の主力が再登場する。1、2区はそれぞれ10キロ足らず。2区は全長約1.3キロの横座トンネルがあり、出口付近から長い下りが続く。3区13.3キロはエース級が激突する重要区間。6区は長い上りが続く難所だ。11区15.5キロは大会最長だが、全体的に下りでスピード勝負になる。

第4日 10区間110.2キロ
“心臓破り”亀割峠カギ
1区12.0キロは全区間で最大の難所となる亀割峠越え。8キロほど上りが続き、高低差は約400メートル。途中で傾斜がきつくなる心臓破りの坂に、今年はどの“坂男”が挑むのか。6区も急な上りがあり、コースはバラエティーに富む。最終10区は14.9キロの長丁場。カーブが多く、上り下りも。気の抜けない重要区間だ。

最終日 11区間115.5キロ
9区と10区 勝負どころ
南大隅町から鹿児島湾沿いを左へまわり鹿児島市でフィニッシュ。1、2区は新コースだが、例年通り高校生が主役となりそう。序盤に急坂が待ちかまえる8区から長丁場の9、10区は各チームが主力を投入する勝負どころだ。10区15.0キロは通称“浜田コース”。43分41秒の区間記録は27年間破られていない。



