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08/01/31 本紙掲載
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チーム支える

思い共感、よき相談相手

曽 於 土田 史郎さん(47)

スタッフ、選手から信頼が厚い土田史郎さん(左)=曽於市大隅町

「よき理解者であり相談相手。選手にも声をかけて盛り上げてくれる」。持留光一監督(45)が信頼を寄せる存在の一人。選手の間では「ツッチー」の愛称で親しまれている。
 県大隅教育事務所曽於支所の指導主事に就いて3年目。地区体育協会や駅伝運営の事務局となっている同事務所の保健体育担当として、初めて本格的に駅伝にかかわった。仕事の一つではあるが、「監督を知り、コーチを知り、選手を知って心を通わすうち、曽於チームへの思いが深くなっていった」。土、日の練習や合宿などにも積極的に足を運ぶ。「ずっと前からチームにいるような、今では欠かせないスタッフの一員」(持留監督)だ。
 鹿児島玉龍高、福岡大、社会人(鹿児島サンデークラブ、鹿児島教員団)と19年間、ラグビーに打ち込んだ。それぞれで主将を務めチームをまとめてきた熱血漢のハートに響いた。「ラグビーでたたきこまれ培ってきた心が、曽於のチームカラーと一緒。『1人はみんなのために、みんなは1人のために』という精神が根っこから張っている」。選手を受け入れる大きな企業がない地域で、チームワークの力で強豪と対等に戦う姿に共感する。
 「監督を含めたスタッフ陣と選手との距離感も心地いい。人を動かすには理論と情熱と心が必要というのが私の持論。それがきちんと備わっているのが曽於チーム」。自分が理想とするアマチュアスポーツのあり方、あるべき監督のイメージなどが重なり「一歩踏み出すパワーになる」のだという。「監督の心意気と自分のフィーリングがぴったり。就職や進路などよろず相談的なところも背負い、駅伝を超えた人生づくりに取り組んでいる」。そんな持留監督から、しょっちゅう相談を受けるという。「いい意味で監督のはけ口になっているのかな」と笑う。
 転勤族。いつかは異動で曽於を離れるときがくるが、「たとえスタッフや選手の顔ぶれが変わっても曽於チームの伝統がある限り、思いは変わらない」。熱いまなざしで見守り続ける。

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