5日間の見どころ
5日間かけて選手たちは53区間590.9キロを走破する。距離の長短、アップダウンなどコースの特徴はさまざま。選手の持ち味を生かした区間配置が、チームの浮き沈みを大きく左右する。今大会は8区間が新コースとなった。各日の見どころを紹介する。

第1日 11区間129.5キロ
難所の和田坂 好レース期待
大会5日間で最長の129.5キロで競う。鹿児島市役所前をスタートする1区は、エース級が顔をそろえる。難所の和田坂などで見応えのあるレースが期待でき、前回は6チームが16秒差内にひしめく大混戦を演じた。鹿児島湾を左手に望み2区を過ぎると、3区は日間優勝を占う勝負どころ。各チームのスピードランナーが速さを競う。以降も10キロ以上の区間が続き、ゴールまで目が離せない。

第2日 10区間112.9キロ
6区のヤマ場「金山峠越え」
前回は川薩が50年ぶりの優勝を果たして沸かせた2日目。前半は若手がし烈なぶつかり合いを繰り広げる。特に1区は、高校生エースの争いが見もの。国道3号を駆け抜ける5区を過ぎると、金山峠を上る6区のヤマ場を迎える。前半4キロ前後まで続く緩急のある上り坂が選手を苦しめる。長丁場の7、8区の出来も勝負を大きく左右しそうだ。左に東シナ海を望み、出水までたすきをつなぐ。

第3日 11区間123.3キロ
主力陣再登場 激しい争いに
初日に出走した主力が再び登場し、激しい争いが予想される3日目。1、2区は10キロ以内の短い区間。全長約1.3キロの横座トンネルがあり、長い下りが続く2区で勢いに乗って、エースが激突する3区に好位置でつなぎたい。6区は10.5キロと距離は短いが、上り坂が選手を苦しめる。最終11区は大会最長の15.5キロ。全体に下りが多いため、持久力もさることながらスピードも要求される。

第4日 10区間109.7キロ
難所“亀割峠”坂男競走し烈
距離は5日間で最も短いが、上り下りのある区間が多く油断はできない。前回は、地元入りの曽於と王者姶良がアンカーまでもつれ込む接戦を展開した。1区から約8キロの上りが続き、高低差約400メートルの難所“亀割峠”が立ちはだかる。各チームの坂男が健脚を競うし烈な争いは迫力十分。4区から大隅路を南下。中盤に急な上り坂が待ち受ける新コースの6区、最終10区など、壁が立ちはだかる。

最終日 11区間115.5キロ
“浜田コース”なるか区間新
総合優勝をつかむのはどのチームか。最終5日目は根占から鹿児島湾沿いを北上し、いよいよ鹿児島市のゴールへ向かう。前回1位と同時繰り上げスタートがあった5、6区は、1キロ以上の距離変更があった。8−10区は各チームの主力がぶつかる。通称“浜田コース”と呼ばれる10区は15キロの長丁場。28年間破られていない43分41秒の区間記録の更新はなるか。




