■現在、そして未来
新聞社といえば、朝日新聞社や日本経済新聞社などをまず思い浮かべますが、南日本新聞社ってどんな新聞社なんですか。

鹿児島県を中心に南九州を発行エリアにした地方紙で、本社は鹿児島市にあり、発行部数は37万9263部を数えます。(平成20年4月現在)
明治14年(1881)に創立、今年127周年を迎えました。日本の新聞社の中でも長い歴史を誇る一社です。創刊当時1000部足らずだったといわれる発行部数も、今や鹿児島市内のシェアでいえば約70%(残り30%が中央紙やブロック紙、スポーツ紙などの合計)、南九州の主読紙として、また有力地方紙として確固たる地位を築いています。
さらに新聞界の“勲章”ともいわれる新聞協会賞を編集部門において昭和52年に「火山灰に生きる」で受賞以来、55年には「トカラ・海と人と」、59年「老春の門」、63年「火山と人間」で、また経営・業務部門においては、平成7年に「留学生たちのパリ展」で受賞し、その紙面と事業展開は全国的に高い評価を得ています。
南日本新聞社を希望する者にとり、企業の将来性も気になるところ。どんな長期的展望を計画しているのですか。

南日本新聞社は南九州地域の情報中核センターとして1999年3月から霧島市で分散印刷を始めたのに続き、2001年2月には本社も鹿児島市易居町から同市与次郎に移転、生産設備を一新しました。読者・広告主から要望の強い増ページやカラー面の充実など紙面づくりの設備を増強するためで、最新鋭の輪転機などを設置しました。分散印刷は地震、台風、豪雨、火山爆発の災害など非常時に強い印刷・輸送体制の確立を図ったためです。また、2008年3月にカラー輪転機が増設され、朝刊は全40ページのうち全面カラー16個面の印刷が可能になりました。
新聞社の生命である正確で速くキメ細やかな情報の入手のため、取材力の強化に常に努力しています。地域の人々との情報の相互交流に力を入れ、地域に根差し、地域とともに伸びる新聞社という経営理念は不動です。
新聞という「紙」による事業を経営の中核に据えながらも、情報を伝える手段が多角化していますので、ホームページの充実やデータベース事業、電子メールサービス、全国新聞ネットなどの分野にも積極的に取り組んでいます。
地球全体(グローバル)と地域(ローカル)と、グローカルな視点からの紙面づくりは、当社の変わらぬ基本姿勢です。






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