■使命、社風

新聞社には、同じマスコミでも放送業界に比べて何となく「男臭い職場」「地味な会社」というイメージが。実際はどうなんですか

例えば、新聞社の中でも一番「男の職場」と思われている社会部で、記者用パソコンのキーをたたいている女性の“事件記者”や、最新のコンピューターを駆使して紙面をレイアウトしている制作現場など、きっとイメージと違う雰囲気に驚かれることでしょう。先入観を一新されると思います。
とはいえ、人気タレントなどが社内をうろうろ−といった意味での華やかさはありません。心身ともに厳しい仕事であることは間違いありません。新聞に課せられた「社会的使命」を“華やかなマスコミの世界”と混同しているとしたら落胆するでしょう。
今までも、そしてこれからも、南日本新聞の使命は「地域のオピニオンリーダー」であることに変わりはないし、そうあり続けたいと思います。地道に。
職場は自由な雰囲気につつまれている、と聞いています。具体的にはどんな社風なんですか。

オーナーはいませんし、社外の株主も1人としていません。社員1人ひとりが株主という「完全従業員持ち株」制度をとっています。全国的にも数少ない会社といえましょう。
昭和17年、2つの新聞社が統合して南日本新聞社の前身ができたのですが、その時、両社の社員はそれぞれの退職金を共同でプール。この資金で社外の株式を買い集めました。言論機関として、常に公正中立を保とうとの理念からでした。
以来このシステムを堅持しており、言論の自由を第一とする報道機関として、まさに理想的な経営形態といえます。
社員は社歴や職位に応じて株を取得します。このために社内の空気はきわめて明るく、意欲的です。社員が株主だからといって、紙面を私物視するようなことはありません。「南日本新聞は創刊以来郷土の知的共有財産。従業員はこれを預かり、守り育てて、次代へ引き継ぐ責務を負っている」−これが社内の共通認識です。






ねんりんピック鹿児島
皆既日食ニュース特集
北京五輪特集(鹿県関係分)














