社長メッセージ

地域とともに悩み、喜び、考える

代表取締役社長 逆瀬川尚文

逆瀬川社長
 私たちの暮らしを支えている社会的な基盤のひとつに「情報」があります。それは身近な出来事から海の向こうで起きていることまで数え切れません。個人にとって、企業にとって、あるいは地域にとって、物事を判断したり、行動したり、事業を展開したりするいわば人間活動の源になっています。言い方を換えると、多くの人々や地域をつなぎながら社会を動かしていく知的インフラといってもいいでしょう。

 新聞社はこのさまざまな「情報」を収集、広く発信して人々の「知る権利」に応えることを目的にしています。人々が自由に多様な情報をやりとりすることは、言論の自由や民主主義社会を維持していく礎にもなっています。国内外や地域でどんな問題が起きているのか、人々がどんな分野でどんな悩みを抱えているのか。弊社記者も日々、目をこらしながら意欲的に取材に取り組んでいます。情報の共有はいろいろな問題をみんなで考えるための社会的な土俵作りに寄与するはずです。

 とくに鹿児島という地域に根ざす弊社は「地域とともに悩み、喜び、考える」ことを基本姿勢にしています。社員一同、地域に密着した報道をはじめ広告や各種事業を通して、より良い郷土づくりに貢献することを目指しています。県民の方々からのさまざまな反響はいわば仕事の醍醐味でもあり、その双方向のやりとりが社員それぞれの責任感と使命感を培っています。その意味で、新聞社も地域づくりの重要な一端を担っていると肝に銘じています。

 いま情報を伝える媒体は多様化しています。従来の紙だけでなく電子媒体の出現は情報発信のあり方を変えつつあります。新聞社もデジタル分野での新たな事業を模索せざるを得ません。そのようななかで、新聞が提供する情報への信頼度は各種調査で高く評価されております。2011年から小学校の授業で教材として活用されることになったのも、情報の信頼性を含めてその有用性が支持されたものと受け止めています。

 弊社は2016年に創立135年を迎えました。発行された紙面の情報量は膨大なものになります。そこにはそれぞれの時代の動きや世相、人々の暮らしが映し出されています。新聞は今を生きる人々と共に歩み、記す「時代の証言者」ともいえます。この社会的な意義と役割に高い志と情熱を注いでいただく若い方々の応募を心から期待しております。
<社 是>
  • ・世界平和と民主主義の精神を体し、文化日本の建設に努力する。
  • ・一党一派に偏せず、言論の公正を期する。
  • ・和をもって一とし、力を合わせ報道の責務を果たす。