瀬戸内・与路島に「墨書陶磁」 南西諸島で初確認

(2017 03/17 20:20)
与路島で見つかった白磁=瀬戸内町の町図書館・郷土館
 瀬戸内町の与路島で、墨で文字が記された中国・宋時代の白磁が見つかった。「墨書(ぼくしょ)陶磁」と呼ばれ、同町図書館・郷土館によると、南西諸島では初めて。「日宋の交易ルートが、南に広がっていたことを示す重要な発見」としている。
 与路小中学校の抜水茂樹教頭(51)が昨年10月、校内の花壇の整備中に縦9センチ、横7センチほどの陶磁器の破片1個を見つけた。鹿児島県埋蔵文化財センターに11年勤務した経験があり、表面に塗られた釉薬(ゆうやく)の色や形状から「中国で中世に作られた白磁」と判断。土を洗い流したところ、底部に墨の文字があったという。
 町教育委員会を通じ、墨書陶磁の専門家らに鑑定を依頼。白磁は12世紀半ばに中国南部で作られ、「荘綱(そうごう)」と書かれていることが明らかになった。
赤外線を照射し、浮かび上がらせた文字(鹿児島県埋蔵文化財センター撮影)
(記事全文は18日付南日本新聞、またはモバイルサイトでご覧になれます)

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