金縁の豪華版、日露開戦詔勅の号外 薩摩川内・堂元さん宅で発見

(2017/11/08 06:30)
 1904(明治37)年2月の日露戦争開戦時に出された「宣戦の詔勅」の写しとみられる鹿児島実業新聞(南日本新聞の前身)の号外が、薩摩川内市中郷町の堂元早苗さん(80)の亡父の遺品から見つかった。鹿児島県立図書館に保存されている当時の紙面に、号外発行を示す社告は載っているが存在を確認できず、当時の世相を知る上で極めて貴重な資料と言えそうだ。
 号外はA3判とほぼ同サイズの上質紙。冒頭に「宣戦詔勅」と記し「大日本國皇帝」の名の下に「朕茲ニ露國ニ對シテ戦ヲ宣ス」で始まる宣戦布告の文章が印刷されている。周囲を金で縁取り、上には旭日旗と日章旗の飾り。欄外に明治37年2月11日の日付と「鹿児島實業新聞號外」の文字がある。
父親の遺品の中から見つけた日露戦争「開戦の詔書」の号外を示す堂元早苗さん=薩摩川内市

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