多彩な技光る94点 春の院展鹿児島展が開幕 山形屋文化ホール・鹿児島市

(2017/11/29 23:15)
繊細さ、華やかさを感じさせる日本画が並ぶ春の院展鹿児島展=鹿児島市の山形屋文化ホール
 第72回春の院展鹿児島展(日本美術院主催、山形屋、南日本新聞社共催)が29日、鹿児島市の山形屋文化ホールで開幕した。繊細な筆遣いと多彩な技法で日本の伝統美を表現し、たおやかな空気感をまとった日本画94点が来場者を楽しませている。
 院展は明治から続く日本画団体・日本美術院の公募展。鹿児島展では、田渕俊夫氏、那波多目功一氏、井手康人氏ら同人の作品と入賞作を展示。奈良県明日香村をモチーフに静かな村のたたずまいと心象風景を描いた作品や、朝霧にかすむ富士山を表現した作品などが並ぶ。
 初日は那波多目、井手の両氏によるギャラリートークもあり、作品や技法の解説に多くの人が聞き入った。
 12月10日まで。一般600円、高大生400円、中学生以下無料。事前に開かれた高校生ワークショップの作品も入り口に展示中。また、12日まで山形屋画廊では「院展ゆかりの作家作品展」を併催する。

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