| お答えします |
小池 洋輝(こいけ・ひろてる)さん
鹿児島ターミナル株式会社担当課長 |
−入場時の車番記録で認識−
アミュプラザ鹿児島には、鹿児島中央駅にとなり合って東駐車場1050台、西駐車場320台、計1370台収容(しゅうよう)の大型駐車場を備えています。アミュプラザは駅ビルとして九州最大の営業面積(めんせき)をほこるビルですが、駐車場に入れる車の台数も駅ビル駐車場としては、九州最大規模になります。
この駐車場を開発するため配慮(はいりょ)したことは、駐車場内の安全はもちろんですが、どのようにすれば、アミュプラザ鹿児島や駅を利用するために車を止めたいお客さまが、駐車場にスムーズに入場したり、また出場できるかという点でした。
その問題を解決する方法のひとつが、今回導入(どうにゅう)した「車番(しゃばん)認識(にんしき)システム」というものです。これは、車のナンバープレートを瞬時に認識して記録する「車番認識装置」と「事前精算機」で、利用車の出入りをスピーディーにするシステム。駐車場への入場、出場時のわずらわしさを大幅に省略(しょうりゃく)し、駐車場出入り口ゲート前の渋滞(じゅうたい)をできるだけ避(さ)けるシステムです。
どういう仕組みかというと、まず、来場時に入り口ゲート前で駐車券を取るときに、カメラが自動的にその車のナンバーを読み取り、ゲートが開きます。この時、ナンバーの画像(がぞう)や入場時間などのデータは、中央管制(かんせい)室のコンピューターに記録され、駐車券にもナンバーが読み込まれます。
帰るときに、アミュプラザ鹿児島内に2カ所ある事前精算機に駐車券を入れて駐車料金を支払うと、コンピューターが「このナンバーの券は精算が終わりました」と認識します。そして車が出口ゲートに近づくと、ゲート前にあるカメラがナンバーを読み取り、コンピューターに「このナンバーの車は精算が終わりましたか」と問い合わせます。
そこでコンピューターが認識した通りなら、駐車券を出口の機械に入れなくても、ゲートが自動的に開きます。この作業を0.5秒で行っているのでスピーディーに出場できるのです。
これが、「車番認識システム」の仕組みです。このシステムは、交通管制機器メーカーが開発したものを運用しています。事前精算機を利用することで駐車場での入場・出場がスムーズになり、ゲート前の渋滞を避けると同時に、駐車券とナンバーが一致しないと出場できませんので、駐車券を勝手に交換(こうかん)するなどの不正を防止することにも役立っています。また、駐車券をなくした場合でも、車のナンバーを申告(しんこく)すれば正しい駐車時間での精算が可能になります。
アミュプラザ鹿児島は、みなさんの目に見えない形ですが、駐車場システムにも最新の技術(ぎじゅつ)を導入し、お客さまの利便性を考慮(こうりょ)したサービスを提供しているのです。もちろん、出口ゲートでも精算できますが、ほかの人の迷惑(めいわく)にならないためにも、できるだけ事前精算機を使ってくださいね。
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