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'07/10/23,24本紙掲載 

第121回九州地区高校野球大会

鹿児島県勢の横顔

第121回九州地区高校野球大会は27日、鹿児島市の県立鴨池球場を主会場に開幕する。鹿児島県勢は鹿児島工、樟南、神村学園、鹿屋工の計4校が挑む。来春の甲子園出場への参考資料となる重要な大会。県代表4校を紹介する。

(メンバー表の数字は学年、◎は主将)

鹿児島工(9度目)

経験豊富、高い総合力

部長 碇山  浩
監督 中迫 俊明
内村 尚弘 右右
橋本 和也 右右
中道 優輔 右左
有村 友貴 右左
石神  侑 右右
◎遊 田代  涼 右左
大重 貴寛 左左
大當 琢朗 右左
福迫 雄治 左左
石堂 達也 左左
平松 佑麻 右左
松久保隆志 右右
冨迫 悠佑 右右
藤山礼成豊 右右
持留 雄太 右右
梶丸晃太郎 右右
川崎 洸平 右左
笠野 紀貴 右右
吉崎 成紀 右右
中木原 諒 左左

今夏の県大会の主力がほとんど残り、試合経験は豊富。エース内村、4番中道と投打に軸がおり総合力は高い。
 昨夏の甲子園も中堅手として出場した右腕内村は、速球が力強い。県予選6試合中5試合に先発して失点5、41イニングを投げ33奪三振。大舞台にも強く存在感は大きい。2番手左腕石堂は切れのいい変化球を投げ込む。1年生左腕中木原も安定している。
 打の中心は180センチ、81キロの左打者中道。県予選の打率は6割近い。本塁打を2本放つなど長打力がある上、勝負強さも光る。チーム全打点の半分近くをたたき出した。
 俊足ぞろいでセーフティーバントや盗塁など機動力も見せる。1番大當は選球眼がよく出塁は多い。2番福迫はバントがうまい。代打の切り札は長打力のある梶丸。
 守りも県予選6試合中4試合で無失策と堅い。主将田代は「調子は上向き。県外の強い相手との対戦が楽しみ」と話す。

5季ぶり9度目出場の鹿児島工

樟  南(42度目)

そつなく力強い攻め

部長 山之口和也
監督 枦山 智博
辻野 拓 右右
田原 雄大 右右
村田 崇 右右
西田 龍也 右右
中牧 翔 右右
大迫 建斗 右右
園田 健介 右左
西田龍之介 左左
◎右 榎本 亮 左左
塚脇 佑介 右右
川原 嘉壽 右左
鐘ケ江貴文 右右
吉川 史亜 右右
森藤 純弥 右左
宝満 祐弥 右右
神田 将吾 右右
上村 将士 左左
田中 佑弥 右右
野間 洋平 右左
若原 健太 右左

攻守に安定感が光る。犠打を絡めた伝統のそつのない攻めに、高い攻撃力が加わっている。
 県予選6試合中3試合でコールド勝ち。県予選でのチーム打率は3割6分7厘と九州大会に出場する県勢4校で最も高い。チーム全員が野手の間を抜く低く鋭い打球を意識。ミート力がある1番上村ら上位から下位まで鋭い振りを見せ、切れ目はない。4番田原は打率5割超。長打力がありながら、状況に応じたバッティングにも優れる。5番大迫も勝負強い。県予選で本塁打を放った宝満は代打の切り札。
 投手陣は制球力のあるエース右腕辻野が安定している。勝負度胸もあり、切れのいいスライダーを低めに集め、打たせて取る。2番手右腕塚脇は威力ある速球を投げ込む。
 県予選6試合中3試合で無失点。堅い守りからリズムをつくる。主将榎本は「苦しい場面でも攻めの姿勢を大事にしたい。少ないチャンスを生かしたい」と力を込める。

4季ぶり42度目出場の樟南

神村学園(5度目)

攻守に光る勝負強さ

部長 谷川  暁
監督 山本 常夫
永石 和輝 左左
鶴田 都貴 右右
小原 圭人 右右
村井 賢也 右右
松田 博稀 右右
寺田 拡世 右左
諏訪原 豊 右左
北山 大貴 右左
小杉 勇気 右左
◎補 篠崎 太一 右右
北原 健大 右左
奥  直人 右右
笠井 竜馬 左左
矢冨 勝大 右右
西田 祐麻 右左
樽野 拓也 右右
久米  満 右右
高橋 剛士 右左
大畑 健人 右左
江口 拓也 右右

大会出場校で唯一、今夏の甲子園を経験したチーム。県予選では優勝候補の鹿児島実と激突した4回戦で、延長引き分け再試合を制すなど勝負強さが光る。
 チーム打率は2割9分5厘と3割に満たないが、勝負どころでたたみかける迫力は十分。今夏の甲子園で本塁打を放った鶴田と小原を軸に、ミート力がある諏訪原ら上位から下位まで長打を放つ力がある。
 松田は思い切りのいいプレーが光りチームに勢いを与える。村井は小技がさえ、北山は俊足。打力のある小杉は成長著しい。県予選3位決定戦で活躍した1年生の大畑は代打の起用がありそう。
 エース左腕永石はチェンジアップを効果的に使い、打たせて取る。走者を背負っても粘り強い投球を見せる。テンポのいい右腕北原、直球が力強い右腕奥や左腕笠井も力があり、投手陣は豊富で継投も可能。
 守りも準々決勝以降は無失策と安定している。主将篠崎は「守りからリズムをつくりたい」と意気込む。

2年連続で秋の九州大会出場の神村学園

鹿 屋 工(3度目)

打線好調 進撃支える

部長 福田 健吾
監督 福田 健吾
川畑 祐二 右右
◎捕 野妻 義和 右右
川路慎一郎 右左
福留 裕希 右右
加治屋裕也 右右
山下 大介 右左
村山 竜磨 右左
内倉 大地 右右
徳永  翔 右右
内倉  翼 右左
松山  聖 右右
井手口浩平 右右
坂本 侑也 右右
船間  翔 右右
繁昌 雄飛 右左
仮屋園裕介 右右
小串 昇平 右左
小高峰 憂 右左
有留  蓮 右右
吉見 紳一 右右

ノーシードから17年ぶりの出場を勝ち取った。県予選は初戦から準々決勝まで4試合で10安打以上。「本来は打のチームではない。打線は水物」(福田健吾監督)というが、敗れた神村や樟南からも8安打と好調な打線が進撃を支えた。
 県予選の打率が6割近い6番川路と、3割7分5厘の4番村山の左打者2人が打線の軸。2人は本塁打も放つなど長打力を兼ね備える。5番内倉大も勝負強い。俊足の1番山下やひたむきなプレーが光る徳永ら上位の出塁が鍵を握る。エンドランや盗塁といった機動力や、犠打やセーフティーバントを絡めた堅実な攻めも見せる。
 投手陣は切れのいい変化球で打たせて取る川畑と松山の両右腕の継投でしのぐ。速球が持ち味の右腕村山、力で押す右腕内倉大も控える。
 守りは県予選全6試合で失策しておりやや安定感を欠く。無駄な失点を抑えたい。主将野妻は「村山、川路の前に走者を出したい」と話す。

1990年秋以来3度目出場の鹿屋工

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