特 集
郊外さんぽ
OLリレー
楽楽マイレシピ

  国道225号と鴨池新町の間にある真砂町、真砂本町。住宅が目立つこの地域には、食べ物店が多い。歩いているとついつい立ち寄りたくなる。おなかも心も満たしてくれそうな町を歩いてみた。

チョウチョが止まっているおうち、みつけた!

 

 真砂町に住んでいる友人が「ここのギョーザは最高よ! 一度食べてみて」と薦めてくれたギョーザを買いに、まずは「肉のテラシタ」へ向かった。
 「うちのギョーザはモモやウデ、バラなど豚肉のおいしいところを使っているんだよ」と店長の北園さん。なるほど!
 いろんな肉のうま味をブレンドして、おいしいギョーザが生まれるんだね。
 ギョーザを作る店員さんを見ていると包むとき、皮に水をつけない。どうして?「この皮はうちのオリジナル。皮に水分が多く含まれているからそのまま包めるんです。それに、焼き上がりも硬くなりにくいんですよ」と教えてくれた。
 市外、県外へ転勤した人たちから、ギョーザの電話注文も多いんだとか。一度食べたらやみつきになるみんなの気持ち、よ〜くわかる。
 早速家に帰って焼いてみた。食べた瞬間、じわーっと口の中に肉汁が広がる。ボリュームたっぷりの肉と野菜のバランスがいい。うん、これなら何個でもイケル。

mapに戻る▲


住宅街の喫茶店
 喫茶店を見かけないなあと思ったとき、目に飛び込んできたのが「珈琲館凛」の文字。外の看板には「コーヒー豆挽売店」と書いてあるだけ。おいしいコーヒーを買って帰ろうと中へ入ると小さな空間だけど、飲食できるスペースもある。ガラスケースの中にはおいしそうなケーキが…。
 私はアップルパイを注文した。手作りかなあと思い、聞いてみると「近所の主婦の方が作っているんですよ」と店主の寺師さん。200円という手ごろな値段のせいか、幅広い年齢層に人気があるという。たまにしか、店に並ばないケーキを食べた私って本当に運がイイ(!?)
 コーヒー以外に気になったのは店内の一角に置かれているキーホルダーやセーターなど。一体これは?「自分も手芸が好きなので、たくさんの方の手作りの作品を置きたいと思ったんです」と寺師さん。コーヒーの香りだけじゃなく、手作りならではの温かさを感じ、何だかホッとする。

mapに戻る▲


売り切れごめんの“黒玉”!?
 通りを歩いているとたくさんの器がガラス越しに見えるお店を発見。
 今年の2月に再オープンしたばかりの「うつわ家」には、渋めで素朴な色合いの器たちが所狭しと並んでいる。
 「私、器が大好きなの。このお店は自分の趣味でやっているだけよ」と店主の福留さんはほほえむ。
 私が気に入ったのは「ビヨーン窯」の器。福留さんが趣味で窯元巡りをしていたとき、宮崎のデパートで偶然出合い、集めるようになったんだとか。ビヨーン・S・クウーンさんが作っているという、ビヨーン窯の魅力は「日常の食卓で気軽に使えるところと器から感じるあたたかさ」と福留さんは話す。
 鹿児島市ではここでしか手に入らないビヨーン窯の作品たち。器に押されている印の「ビヨーン」という文字がとってもユニーク。

mapに戻る▲


ニオイだけでご飯が食べられそう!?
 ケーキで満腹になったと思っていたのに、早くもおなかがグ〜ッ。ギョーザを薦めてくれた友人のもう一つのおススメ「お好み焼きのひさご」へ。
 店内へ入り、メニューを見ると「名物もち入りお好み焼き」の文字が…。
 「おやつとしてのお好み焼きではなく、お好み焼きがちゃんとした食事になるようにもち入りを考えたんですよ」と店主の日高さん。
 私はミックスもち入りを注文した。ど〜んと出されたお好み焼きの大きさにビックリ! 食べられるかな?と思いながら、はしを入れた。するとビロ〜ンと白いものがはしに付いてきた。一口目がもちに当たるなんてラッキー! 柔らかく、フワフワしている生地と、モチのバランスがグー!
 見た瞬間、食べ切れないと言ったのがうそのよう。あっという間に平らげちゃった。

mapに戻る▲


自分の星座を探してみよっ
 この近辺でおいしいと評判のパン屋「パン工房カレン」へ入ってみよう。
 店内には、菓子パンや調理パン、食パンなど常時約70種類並んでいる。
 「うちのパンは、ミルクを多めに使っているんです」と店長の石川さんが教えてくれた。石川さんのおすすめは、水を使わず、ミルクだけで作るクルミパン。食べた瞬間、ほのかにミルクの香りを感じる。「ミルクを多めに使うことによって、風味がまろやかになり、口あたりがよくなるんです」と話す石川さん。
 パン以外にも、マカロニサラダや焼きそばなどの総菜も手ごろな価格で売っている。もちろん、これもお店で作ったもの。平日は近くのOLたちが、ランチにパンとサラダを買っていくんだって。私は明日の朝食用にスパゲティサラダとクルミアンパン、焼きそばを買った。そうだ、今日の晩ご飯は焼きそばにしよう。それにしてもよく食べる私…。(ピ)

mapに戻る▲


イラスト 国生 敬 kokusho@ruby.ocn.ne.jp

 

(c)1999-2001 FELIA all rights reserved.