特集
郊外さんぽ
お気に入りスポット
楽楽マイレシピ

 さんぽの楽しい季節になった。
 今回の目的地は「伊敷団地」。西伊敷一丁目から七丁目の南北に細長い町を、ゆっくり歩いてみよう!

チョウチョが止まっているおうち、みつけた!

 

 国道3号から団地へ向かう長〜い坂の途中に”キット作ります“の文字。自宅でトールペイントをしているらしい。訪ねてみると…。かわいらしい(トールペイントの)女の子、ウサギ、アヒルたちが「Welcome!」と迎えてくれた。
 「工房 あゆみ」は、店主の瀬戸正昭さんが5年前に趣味で始めたトールペイントを、孫にあげたことからはじまった店とか。「孫の喜ぶ顔がみたくて作っていたけど、たくさんあげすぎて、今は見向きもしてくれないよ(笑)」
 “キット作ります”の意味は? 「キット(塗料する前の動物などの形をした木製の板)が人気でね。オリジナルのキャラクターを作るからかな。私が作ったキットで、ペイントを楽しんでもらえたらうれしいよ」
 今までガーデニング用に買っていたけど、作ったことはない。今度、ペイントに挑戦しよう!

mapに戻る▲


住宅街の喫茶店
 団地に住む人がイチオシの店として薦める「中華料理 有村」。地元のホテルの中華料理店シェフとして働いた後、平成元年にオープンした店なんだって。ちょっと早いけど、お昼はココに決定! 
 店を訪れると、お客さんがいっぱい。早速、ランチの「牛肉と野菜の炒(いた)め」を注文。調理場では、店主の有村廣治さんが腕を振るう。 
 中華スープは溶き卵と豆腐が入ってサッパリ。牛肉と野菜炒めをご飯と一緒に食べると、はしがすすむ、すすむ。つい、ご飯のおかわりを…。中華やっこで、さらにサッパリ。食後のコーヒー付きで720円。しっかりスタミナつけちゃった。「団地は年配の人が多いから、ここで食べて元気になってもらいたい」と有村さん。

mapに戻る▲


売り切れごめんの“黒玉”!?
 伊敷団地中央公園近くの住宅街を歩いていると、野菜が入ったカゴを発見。店頭の案内には「コーヒーを飲みながらくつろいでいただける憩いの場として…」の文字。喫茶もできるらしい。ちょっと、よってみよう!
 「手作り小物 ゆめはうす藍」は、徳永須美さんが自宅の一部を開放して、高校生から70代のおじいさんの手作り商品を販売している。
 “手作り小物”に野菜も?
「ええ、“手作り”ですから(笑)。結構、人気の商品なんですよ」。ほかにも木工、陶器、雑貨、カントリードール、服、ドレッシングにジャムなど、いろいろな手作り商品がそろっている。
 「私は作ることができないから…。眺めているだけで楽しいのよ」と、好きな物に囲まれて幸せそうな徳永さん。手作りにぬくもりを感じ、時間を忘れて眺めていたい気持ちが伝わってきた。

mapに戻る▲


ニオイだけでご飯が食べられそう!?
 次の目的地は「御菓子司 扇屋」。「お土産に必ず、ここのお菓子を持っていくのよ」と団地に住む人が教えてくれた。和菓子好きには、良い情報をゲットしたと思い、急ぎ足で店へ向かった。
 天文館に昭和初期まであった「和菓子 扇」の、のれんを分けた店で、創業60年以上になる菓子屋。
 ケースに並ぶかわいい和菓子に、どれにしようかなぁと悩んでいると…「大福、かからん団子、やぶれまんじゅうはどう? 安くておいしいよ」と店主の坂元順一さん。1個60円(安い!)で、10年以上値段は変わっていないんだって。
 「80歳まで現役で仕事をしていたおやじには、まだまだ追いつかないけど…」と向上心いっぱいの坂元さんは、今年60歳。昔ながらの味を受け継ぐ扇屋のお菓子は「安くて、おいしい!」お土産だ。

mapに戻る▲


自分の星座を探してみよっ
団地をさらに北へのぼり六丁目へ。“青い”マーケット発見。そろそろ日も傾いてきたし、今夜のおかずを買って帰ろう。
 マーケットの中に入り「外園精肉店」のお総菜コーナーへ。おいしそうな家庭料理がいっぱいで、どれにしようか迷っちゃう。その中に、小魚をくし焼きしたような黒いものが…。これは? 
 「みそをシソで巻いて焼いたものだよ。ご飯と一緒に、お茶づけにしてもおいしいよ」と教えてくれたのは、店主の外園武士さん。
 うん、食べてみたい。今夜のおかずは「みそシソ巻き」に決めた。 
 自宅に戻り食事の用意。みそ汁とみそシソ巻きで、ご飯をパクパク。2杯目は教えてもらった通り、お茶づけでズルズル。もう一杯…。わが家の食事に欠かせない、ご飯のお供に仲間入りだ! (

mapに戻る▲

イラスト  南 博久
 

(c)1999-2001 FELIA all rights reserved.