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 一丁目から六丁目まである谷山中央。歴史ある広い住宅街の中にはお立ち寄りスポットが、いっぱいあるんだって。寒さなんて気にならない、楽しいさんぽになりそう!

チョウチョが止まっているおうち、みつけた!

 

 最初の目的地は国道225号沿い、JR谷山駅前近くの雑貨店。アジア雑貨を集めているらしい。チェックしなければ!
 大きな赤いタペストリーが目印の「アジア雑貨&衣料 アジアンティーク」。人気商品はオリジナルアクセサリー。「純度99%のカレン族シルバーと、17世紀にヨーロッパとアフリカの貿易でお金の代わりに使っていたガラスビーズ(トンボ玉)を使っています」と店主の有薗さんが教えてくれた。このふたつと天然石が入ったブレスレットは、使うほど肌になじんで色の変化が楽しめる。
 品物にこだわっているから高価では?と思いきや、手ごろな値段。「私もアジア雑貨ファンのひとり。買うなら安い方がいいでしょう? 仕入れ段階で頑張っています!」。イチ消費者として、ありがた〜い言葉を聞いた。

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住宅街の喫茶店
 どこかに自宅を開放している店があるはず、探してみよう。一つ裏の通りをしばらく歩くと…見つけた!「陶器・染色 工房豊炎(ほうえん)」の看板を。
 アトリエの入り口部分が店になっていて、陶芸歴25年の三反田豊さんの作品が並ぶ。青と白の陶器が多くて、花模様の絵柄が中心。中でもグラデーションがきれいな小皿にひかれた。
 「色付けは象眼技法。素材を彫った部分に顔料で色付けした粘土をはめこんで模様をつくっているんです」。陶器でもこんな微妙な色合いを出せるんだ。意外だったな。
 店頭販売はしていないけど、染物は奥さんの専門。夫婦そろって芸術家。展覧会では「工房豊炎」として陶器部門、染物部門に並ぶこともあるんだって。

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売り切れごめんの“黒玉”!?
 ランチは山形屋サテライトショップ谷山隣にある「カリーレストラン オールスパイス」。「いらっしゃいませ」と、とってもキュートな笑顔で迎えてくれたのは奥さんの田布施ひろみさんだ。
 人気のオムライスカレーを注文。カレーの香りがふぁ〜っと漂ってきて…もうおなかペッコペコ! いろいろなスパイスを混ぜ、時間をかけてじっくりと煮込んだというルーは、とってもまろやか。肉も軟らかい。野菜サラダ、手作りデザート、ドリンク付きで840円。
 「主人はおいしいカレーを作るから、私は笑顔をサービス!」と明るく答えてくれたひろみさん。なんだか居心地がいいのは、二人三脚で頑張るふたりの姿に温かさを感じるからかな。

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ニオイだけでご飯が食べられそう!?
 香ばしいにおいにつられて「パン工房 かんもぉ〜れ」にたどり着いた。フフッ、おもしろい名前。徳之島の言葉で「こっちにおいで」という意味。なるほど! 自然と人を引きつける力がある言葉だったのね。
 中に入って、さらにおもしろいものを見つけた! “焼いて食べるだけ”というグラタンをよ〜く見てみると器がパン生地。それだけじゃない。セットのスプーンもパン。「グラタンはトースターで、きつね色になるまで焼いてください。スプーンも軽く焼くと、おいしいです」と店の勝原さんがアドバイス。ちゃんと使えて最後は食べられる!
 「器まで食べられたら…との思いを形にしてみた」という若手職人、原さんのアイデア。ご主人も「若い子の発想を大切にして力を伸ばしてあげたい」と親心を語った。

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自分の星座を探してみよっ
 「『パリジャン』の“パリジャン”は、おいしいと有名よ」という情報をゲット。
 慈眼寺郵便局近くにある「パリジャン」は坂本さんが経営するケーキ屋。店と同じ名前の“パリジャン”は生クリームをスポンジで包んだお菓子。奥さんのよし子さんは「味、値段(100円)は創業以来変わらない看板商品なんですよ」。ちなみに生チョコをチョコレートスポンジで包んだ“パリジェンヌ”は、それと並ぶ人気商品。甘さを抑えたシュークリームや約20種類のケーキも口当たりがサッパリしてると好評。
 どれにしようと悩んでいると買い物帰りの親子が来店。子どもはショーケースにへばりつき「コレがいい、アレも食べたい、全部おいしそう!」と気持ちを伝える。つい「全部ほしいよね〜」とつぶやいちゃった。 (魚)

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イラスト  国生 敬

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アジア雑貨&衣料 アジアンティーク 陶器・染色 工房豊炎 カリーレストラン オールスパイス パン工房 かんもぉ〜れ 『パリジャン』