暮らしを彩る文化・生活情報紙
Vol.24
3月某日
牧園町は、気になる“立ち寄り湯”がいっぱい。
豊富な湯量、濃厚な泉質もさることながら、景色や森林浴を満
喫できるのがうれしい。温泉街「丸尾」だけでも15軒…何度
も通って、いつか制覇するゾ
!
『旅行人山荘』
の露天風呂は絶景の大浴場(男女日替わり)と、林の中の貸し切り3つがある。貸し切り露天を利用すると、大浴場は無料。1回で2タイプを楽しめるってワケね。
まず大浴場へ。蔵前壮一社長が「内湯は単純泉、外湯はイオウ泉。泉源が違うんですよ」と教えてくれた。掘り当てたのでなく、自然にわき出るので、泉質が濃厚とか。
温泉が凝縮したといわれる「湯ノ花」がいっぱい浮いて、きれいな乳白色をしている。花びらみたいに大きいもの、鉄イオンを含んだ黒いものも。肌にするりとまとわりつく感じが、いかにも効き目ありそう。露天は桜島まで見渡せる大パノラマ。空気が澄んで、開放感た〜っぷり。天上から下界を見下ろす気分!?
いつまでもつかっていたいけど、お次は貸し切り露天。コーヒーのCMで原田知世ちゃんがロケした「赤松の湯」は一番人気だ。林に囲まれて、なにやら秘密めいた雰囲気。乳液のような湯に包まれると、ほにゃ〜っと、とろけそう。あーん、一人で入るのはもったいないッ。
mapに戻る▲
丸尾の中心部、観光案内所もある
湯けむり広場『パライソ』
。1月に「足湯」ができたと聞いた。
蒸気がシューっと上がるのは「温泉まんじゅう」(100円)と「温泉たまご」(50円)。「80度の源泉から引いた湯を足湯に、蒸気をまんじゅうに使います」と代表の大坪和さん。このあたりは昔から泉源にサツマイモなど置いてふかしたそうだ。
よもぎ入りのまんじゅうは、紫イモのあんであっさり味。竹の皮で包まれて香りがイイ。足をちゃぽんと投げ出して食べるのもオツなもの。
「ちょっと熱めだね」「疲れがとれそう」。一緒になった人と自然に会話が始まる。中央部に埋め込まれた石で足つぼマッサージ。極楽、極楽…さらに体が軽〜くなった。
mapに戻る▲
山間でひときわ目を引く建物
『みんなの家』
。1階はカフェとギャラリー、2階はミニデイサービスセンター。窓や扉が大きくて、コンクリートと木がほどよく調和する斬新なデザインに、しばし見入る。
パリ風のカフェで、遅めのランチに「手作りハンバーグ」(コーヒー付き800円)を注文した。家庭的な味付けで、ボリュームたっぷり。コーンスープも絶品だ。スタッフは気さくな“お母さん”たち。「おいしい? よかったわぁ」とニコニコ話しかけてくる。らくがき帳に「来ると、優しい気持ちになれる」ってあったけどワカル、ワカル。
もう少し暖かくなったら、オープンカフェが始まるとか。初夏の風を感じながらのランチも気持ちよさそう!
mapに戻る▲
「きのこの里」にある
趣味と珈琲(こーひー)の店『アファン』
は、昨年12月オープンした。喫茶ほか手作りパッチワーク、陶器、アメリカ雑貨など置いている。
入ると、クスノキのいい香り。テーブル、床、天井…と木に囲まれて、まるで森林浴をしているみたい。ガラス窓の向こうは、のどかな天降川の風景が広がる。
丸太イスに座って、川を眺めながらケーキセット(500円、グアテマラだと700円)をいただこう。ふんわりした大きめの手作りチーズケーキは、甘さ控えめ。ひきたてのグアテマラはコクがあって、甘い香りが漂う。ヒーリングミュージックを聴きながら、安らぎのひととき。居心地がよくて何時間でも過ごせそうだ。
今日は「いやしスポット」のハシゴで、思いっきりリフレッシュした。にしても、よく食べたわ…。 (ぽ)
mapに戻る▲
DATA
●旅行人山荘
住所-牧園町高千穂3865
電話-0995(78)2831
入浴時間-11:00〜15:00
料 -大浴場500円、
貸し切り露天1人1000円
●湯けむり広場 パライソ
住所-牧園町高千穂3878-114
電話-0995(78)3121
営 - 8:00〜20:00
休 -第2水曜日
●みんなの家
住所-牧園町窪田939
電話-0995(54)5200
営 -10:00〜17:00(夏期18:00)
休 -火曜日
●趣味と珈琲の店 アファン
住所-牧園町窪田3698
電話-0995(77)2090
営 -11:00〜16:00
休 -火曜日
イラスト 張 佐和子
UP△
(c)1999-2003 FELIA all rights reserved.