暮らしを彩る文化・生活情報紙
Vol.35
8月某日
新聞やテレビで冷夏と騒がれていたのに、
旅初日は真夏日。日頃の行いがいいからか!? 初めて
湯めぐりする大隅へ向けて出発進行
!
国道220号沿いにある
『あすぱる大崎』
の目印は敷地内にあるカブトムシの大きなモニュメント。間近で見ると迫力ある〜。
清潔感のある館内は平日にもかかわらず、多くの人でにぎわっている。さて、目当ての温泉へ行くとするか。
広々として開放感がある温泉。うたせ湯、気泡、ドリーム湯(寝風呂)など種類も豊富だ。んっ? 丸い壺のような風呂(舞湯)がある。階段を降りて中へ入ると、おっと結構深い。まっすぐ立つと肩までお湯が…。下から気泡がブクブク舞い上がり、全身を刺激。泡の力で体が浮きそう。ほぇ〜。今までいろんな温泉へ行ったけど、こんなお風呂は初めて。
支配人の樫本吉弘さんが「お客さんに一番人気は露天風呂。屋根付きの岩風呂で風情がありますよ」と薦めてくれた。中のお湯よりもちょっとぬるめ。暑くてバテそうだった体をいやすにはちょうどいい湯加減だ。
今日は東側が女湯。西側にはヒノキで囲まれた桧風呂や、大量のお湯が流れ落ちるジェット滝などがあるそうだ。3日に一度、交代しているので、次は西側のお風呂に入ってみたいものだ。
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あすぱる大崎のとなりには大崎の特産品が集まる
『あすぱる物産館』
がある。そういえば、大崎の特産って何?
「メロンやハウスミカンなどですね。メロンは、もうしばらくすると店先に並びますよ」とスタッフの方が教えてくれた。今年は、大崎産のメロンを絶対食べるぞ。ほかに農家直送の新鮮な野菜、海産物などが安く手に入るので、町内外からお客さんが訪れる。
「あすぱる大崎」の樫本さんが「客室に出すんですが、おいしいと好評でほとんどの宿泊者は買っていかれます」と一つのお菓子を教えてくれた。その名は「夢せんべい」。無添加、無着色で、素材そのものの味を生かして作られた。エビやちりめんなどの定番ものから、イチゴやスモモ、ニンジンなどの変わり種まで種類はいろいろ。買って食べてみると歯ざわりがよく、素材の味がしっかりしている。体に優しいお菓子だから、小さな子どもでも安心だね。
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地元の人が教えてくれた「ラーメン店らしくないラーメン店」。ん〜、想像してもイメージがわかない。こりゃ、お店へ行くしかない。
『げんこつ屋』
の看板には確かにラーメン店の文字が。中に入ってメニュー表を見ると「ラーメンランチ(前菜、ご飯、ラーメン、おかず)」(800円)。ラーメンにおかずが? しかもチキン、ポーク、フィッシュから1品選べるというからまたまたびっくり。フィッシュを注文すると、前菜に牛肉のカルパッチョが出てきた。ホントにラーメン店? とまどう私の前に次々と料理が運ばれてきた。キレイに盛りつけられたおかずを見る以上、ラーメン店に来たとは思えない。
ラーメン店なのになぜ前菜やおかずが? 「待っている人に悪いなと思って、サラダを出したのが始まりなんです」と店主の上甫木孝二さん。昔、洋食のコックだった上甫木さんが「お客さんの喜ぶ顔が見たい」とおかずもセットにしたという。驚きいっぱいのランチに出合えて、シアワセ!
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「大崎に来るなら、
くにの松原
へ行くといいよ」。出かける前、友人に言われた。「白砂青松100選」に選ばれただけあって、美しい。7kmにも及ぶ海岸線は日南海岸国定公園内に位置している。くにの松原にはバンガロー、キャンプ場などが整備され、豊かな自然と海を求めて足を運ぶ人が多い。
町営キャンプ場内に展望遊具を見つけた。高さは17m。かなりありそうだけど、登ってみよう。97段の木製の階段を登り、やっと到着。ガクガクする足を押さえて、周りの景色を眺める。かすかに見える海、雲一つない青空、果てなく続く松林。壮大な自然を見ているだけで、不思議と心が和む。
近くの大崎海岸では地引網や潮干狩りが楽しめるほか、なんと競走馬のトレーニング風景が見られることも。白い砂浜を駆ける馬。きっとかっこいいんだろうなぁ。 (ピ)
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DATA
●あすぱる大崎
住所-大崎町神領2419
電話-0994(71)6666
入浴時間- 6:30〜8:30、
10:00〜23:00
料 -300円
休 -第3火曜日
●あすぱる物産館
住所-大崎町神領2419
電話-0994(71)6811
営 - 9:00〜18:00
休 -なし
●げんこつ屋
住所-大崎町神領2141
電話-0994(76)4917
営 -11:30〜15:00
※来店の際は電話で確認を
休 -不定
●くにの松原
【問い合わせ】
大崎町企画財政課商工観光係
電話-0994(76)1111
イラスト 張 佐和子
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