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相 談 1.将来設計
 老後は公的年金で悠々自適に―。そんな夢は実現できないかもしれません。
 少子高齢化が進み、「働きざかりの現役世代が引退世代を支える」という今の公的年金制度維持は難しくなっています。そこで政府は保険料を免除されている会社員や公務員の妻ら「第三号被保険者」を見直すなど、公的年金制度変更を検討中。女性の老後も不安要素がいっぱいです。
 年金財政が厳しくなるなか、豊かな老後を過ごすにはどうすればいいのでしょう。
 「生命保険などを見直したり、お得な金融商品を探すことも大切ですが、何ごともまず現状を把握してから」と話すのはファイナンシャル・プランナーの瀬尾由美子さん(FPトライ)。足もとを見ず、先ばかり見ていては転んでけがをするかもしれません。的確な現状把握と将来設計の仕方を瀬尾さんにうかがいました。

■キャッシュフロー表(将来の家計予想表)を
 作ろう!
 未婚、既婚にかかわらず、自分の現状を確かめ、今後を予想してみましょう。
 例えば仕事、結婚、出産、子供の教育、親の介護など、将来にわたって自分や家族のライフイベントをチェック。「年に一度は旅行したい」などの希望も書き出し、すべてに優先順位をつけておきましょう。

 企業と同様、家計の経営計画がきちんとしていないと倒産してしまいます。まずは年間の収入・支出・貯蓄と、現在の資産・負債(借金)を確かめましょう。
 そのうえで@昨年1年間の可処分所得を確認A今年1年の貯蓄目標額を設定Bボーナスと毎月の支出を区分C毎月使えるお金を把握し予算を立てる―という作業を行います。毎月末の決算、年間決算はしっかり。結果は必ず家族に情報開示しましょう。
※左の表を参考に数年間の家計予想を作ってみましょう。貯蓄が減っていく場合は要注意。@収入を増やす方策を検討するA計画していた物品の購入などを見直すB資産を運用し、貯蓄を増やす―といった対策を。

老後資金に適した金融商品
@財形年金貯蓄(貯蓄型550万円、保険型
 385万円まで非課税)
A国民年金基金(自営業者、国民年金上乗せ)
B個人型確定拠出年金
C個人年金保険
D投資信託
 自分の経済状態や将来設計を把握して初めて、将来に投資できる資金が分かってきます。
 その資金をどう有効に生かすか。国の政策などを見ながら、金融情報を集めましょう。
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