暮らしを彩る文化・生活情報紙
Vol.36
8月某日
名水百選と棚田百選に認定されている自然豊かな
栗野町。人気のない山道を車で走っていると突然目の前に3匹の
大きなシカが! シカも私もびっくり。初めて見る野生のシカ。
本当にしっぽが白くてフワフワしているんだね。感激!
!
『いきいきセンターくりの郷』
は、栗野インターを降りてすぐ目の前にある。テニスコートや児童公園、図書館、温泉を備えた総合交流施設だ。建物2階にある温泉「ゆっくりらんど」は洋風温泉と和風温泉があり、日替わりで男女が入れ替わるシステム。今日は女性は洋風温泉。
浴場に入ると広さにびっくり。天井が高く、壁一面が大きな窓ガラス。寝そべったまま入浴できる「浮々湯」、プールのような広さの「運動浴」などバラエティーに富んだ浴槽があり、開放感がある。「循環湯ですが、湯量を多くしてわざとあふれさせ、新鮮な湯を足していくようにしています」と施設長の田方利郎さん。
まずは立って湯につかる「ボディ浴」に入る。胸の上までの深さの湯は低張性・弱アルカリ性・高温泉で透明でサラサラしている。下からは気泡がブクブク。立ったまま入浴している自分の姿を想像するとおかしい。
露天風呂に入ると心地よい風が吹いてきた。まだ残暑が厳しいのに栗野の風は涼しい。今度は和風温泉の日を狙って来よう。
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昼食は、国産の厳選されたうなぎだけを使用している
『うなぎ専門店 尾方屋』
で。店内に入ると店長の尾方和彦さんと妻、芳子さんが笑顔で迎えてくれた。
うなぎをまるごと一匹使ったかば焼き、肝、白焼さしみ、骨、小鉢、果物、漬物、ごはん、お吸い物がついた「うなぎ定食(2000円)」を出してもらった。…実は私、うなぎは“泥臭い”というイメージがあって苦手だった。だけど日本名水百選に指定された丸池の水で締め、本来の味を出すために蒸さずに炭焼きしたかば焼きは、ふわふわとした食感でごはんがすすむ。泥臭さもない。「うちのうなぎを食べて、うなぎ嫌いを克服した方もいらっしゃるんですよ」と尾方さん。初めて食べる白焼さしみも、コリコリした歯ごたえがよく、自家製からしみそと相性抜群!
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『栗野岳レクリエーション村』
にある「枕木階段」は、昭和63年に廃止された国鉄山野線のまくら木を使った561段の長〜い階段。標高約800mに位置する展望台まで続いていて、下から見上げると最上部が見えない! 運動不足だし、思い切って登ってみよう。途中、断念しそうな自分を励ましながら、15分くらいで頂上に到着。きっと明日は筋肉痛だろうな。でも登りきった達成感がたまらない。
景色を見渡すと、雨雲でどんよりしているのに遠くの山々や伊佐平野が見える。11月下旬くらいは紅葉がキレイで、栗野岳が赤く染まるとか。だれもいないのでベンチに横になってみた。目を閉じると遠くから聞こえるカラスや虫の鳴き声、澄んだ空気と涼しい風が心地いい。このまま熟睡したいな。
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町の東部にある
『幸田の棚田』
は日本の棚田百選に認定されている。その幸田でとれた米が「栗野町特産品協会」で購入できると聞いたので行ってみた。
国見岳からの清流水と、有機肥料で作られた「棚田米」。町外から買い求めるお客さんも多いという。私も5kg入りを買って帰ろう。
人気の「3色ふくれ菓子」も薦められた。よもぎ、かぼちゃ、あずき味がキレイに層になっていて一度に3つの味を楽しめるお得感がいい。これは友達のおみやげにしちゃおう。
帰宅して米を研ぐ。張り切ってかまで炊きたいところだが、電子ジャーでも十分おいしいと協会の所長、西原誠さんが教えてくれたので、いつも通りにセットした。炊き上がった米はツヤツヤして、たまらずちゃわんにつぐ前に味見。ごはんがおいしいとすごく幸せ! (鯱)
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DATA
●いきいきセンターくりの郷
住所-栗野町米永411−1
電話-0995(74)1811
入浴時間-10:00〜21:30
(6〜9月は22:00、12/31、1/2,3は19:00まで)
料 -300円
休 -第3月曜、元旦
●うなぎ専門店 尾方屋
住所-栗野町木場86−5
電話-0995(74)2220
営 - 8:00〜19:30
休 -水曜
●栗野岳レクリエーション村
【問い合わせ】栗野町役場企画課
電話-0995(74)3111
●栗野町特産品協会
住所-栗野町木場254−3
電話-0994(76)1111
営 - 8:30〜17:30
休 -火曜、1/1、2、3
イラスト 張 佐和子
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