トップページにもどる
暮らしを彩る文化・生活情報紙
Fashion Life Eating Amusement Information
特 集 グルメガイド ぶら〜りぶらり 湯めぐり日記 イベント情報 レディーGO ヘルシーCOOK くらし研究室
フェリア!メール 思い出の逸品 バックナンバー クーポン プレゼント フェリアについて
くらし研究室
相 談 2.公的年金のしくみ
>>くらし研究室 バックナンバーへ
 少子高齢化などに伴う年金財政の悪化で保険料の負担増、老齢年金の受給年齢繰り延べなど公的年金は厳しい状況を迎えています。「保険料を支払っても、これまで通り年金をもらえるの?」と不安に思う方も多いのでは。そこでもう一度、年金の基本的なしくみをおさらいしませんか。FPトライの今村恵子さん(社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー)に伺いました。
公的年金とは
 公的年金とは国民年金、厚生年金保険、共済年金のことです。国民年金は20歳以上60歳未満の人は原則として加入することを義務づけられていることはご存じですよね。
 厚生年金は民間サラリーマン用。毎月給料から天引きされている厚生年金保険料から国民年金保険料も支払われています。共済年金は公務員用。厚生年金と同じく毎月の共済組合保険料から国民年金が支払われます。
給付の種類
 公的年金は「年をとってから、もらえる」と思いがちですが、これは老齢給付のこと。ほかに障害を負ったときや、一家の大黒柱が亡くなったときなどに支払われる年金があります。
 老齢給付には老齢基礎年金、老齢厚生年金、退職共済年金があり、原則として65歳から生涯にわたって支給されます(現在、60歳から特別支給の老齢年金をもらっている人もいます)。
 遺族年金は一定の条件を満たした人が死亡したとき遺族に対し、遺族基礎年金、遺族厚生年金、遺族共済年金等が支給されます。受けられる遺族は亡くなった人に生計を維持されていた配偶者・子・父母・孫・祖父母です(年齢など条件があります)。遺族基礎年金は子どものいる妻か子ども(18歳未満)に限られます。
 公的年金に加入している人が事故や病気により、一定の障害を負った場合は障害年金が支給されます。障害年金には障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金があります。
 もし事故などによって障害を負ったり、家計を支える人を失ったりしたときは、給付が可能か、最寄りの社会保険事務所に問い合わせてください。
保険料について
 「夏のボーナスからたくさん、保険料が引かれていた」と思った方も多いのでは。これは4月から、ボーナスも含めた年収を保険徴収の対象とする「総報酬制」が導入されたから。年収が同額の場合、ボーナスの割合が多いほど保険料が安く、ボーナスの割合が少ないほど保険料が高いという不公平感を解消するためのものです。今まで年金に影響のない特別保険料がボーナスから徴収されていました。これからはボーナスからの保険料も将来の年金額に反映されます。
 「老後は公的年金だけで大丈夫なのかとよく質問されますが、それだけでは無理だと思います。公的年金は必要最低限の保証です。自分のライフプランに合わせて個人年金に加入したり、貯蓄をしたりするなど対策はいろいろ。今、公的年金の改革が検討されています。現行制度をふまえ、政府の動きにも注目しましょう」。
UP▲


(c)1999-2003 FELIA all rights reserved.