暮らしを彩る文化・生活情報紙
Vol.40
10月某日
ドライブで霧島方面に行くときや、陸回りで串良の実家に帰るとき、国道10号を通るから加治木にはなじみがある。…つもりだったが、よく考えてみると、いつも通過するだけで立ち寄ったことがない。よ〜し、今日は徹底的に散策するゾ!
。
間近で見てみたいとずっと思っていた「龍門滝」。下流にある
「龍門滝温泉」
は滝を眺めながら入浴できると聞いた。うひゃ、楽しみ。
2階の女湯に入ると、ガラス越しに滝が見える。湯気でガラスが曇って、鮮やかに見えないのが少し残念。サラリとやわらかい湯はナトリウム塩化物泉。42度前後と熱めだが、体がジワジワと温まっていく感じがいい。思わず「う〜っ」とうなってしまう。「湯の量が豊富でしょ。湯舟に一度入ったお湯は再利用せず、いつもキレイな湯に入れ替わるようにしているんだよ」と支配人の斜木輝男さん。
お? 下から湯が盛り上がっているおもしろい場所を発見。この「圧注湯」に座ると、腰まわりに勢いよく湯が噴出する。ちょっとくすぐったいけれど、慣れると気持ちいい〜。 ずっと湯につかっているとクラクラしてきた。のぼせたら水風呂に入るのがわたし流。ここの水は氷水のよう。体が冷えたころに温泉に戻ると、体がピリピリして「効く〜」って感じ。これを交互に繰り返して長時間温泉を楽しむ。
車に戻ると龍門滝から流れる川のせせらぎが気持ちいい。このまま眠りたいな。
mapに戻る▲
加治木といったらニンジンが特産品。ニンジンを加工した商品が町内のあちこちで販売されている。
創業80年の老舗
「お菓子の松栄堂」
にはニンジンのアイス「サンサンアイスクリーム」がある。食べてみると…、ん? ニンジンの味がしないゾ。むしろイモっぽい味がする。「サツマイモの味がするというお客さま、多いんですよね(笑)」と社長の森田康之さん。ニンジンのプリン「ニンジン娘」も見た目がピンクとオレンジ色でおいしそう。食べてみると、ふわふわした食感。さっぱりとした甘さがいい。黒糖の生地にあんこがつまった「和尚さん饅頭」も、小さくて丸いかわいいお菓子。10個入りだからおみやげに最適だね。
mapに戻る▲
柁城小学校正門前にある
「GREEN GREEN」
。モミジやツツジなどの木々に囲まれたログハウス風の外観が印象的だ。店内には購入できる陶器のお皿やカップが並び、気になってウロウロ。
メニューはハンバーグ、カレー、スパゲティのランチ…。いろいろ食べたい欲張りな私は10数種の料理が、ひとつのプレートに少しずつ盛られた「日替わりランチ」(800円)を注文。ヘルシーさにこだわった料理はピーマンやモヤシ、ホウレンソウなどの野菜がたっぷり使われている。ニンジンとダイコンの煮つけやガンモ揚げもあって、さっぱり風味が年配の人にも好まれそうだ。「ひとりでも来やすい雰囲気の店でありたい」と店長の上原秀隆さん。お客さんの目線を意識して、空間をぜいたくに利用したテーブルの配置にも心づかいを感じる。。
mapに戻る▲
オリジナルの器を作りたいとずっと思っていた私は、陶芸体験ができる「陶夢ランド」へ。何を作るか考えるだけでワクワク。電動ろくろも体験できるが、今回は手びねり(1200円)に挑戦だ。
初めてだから手順がさっぱり分からない。でも、ふたりの陶工が週替わりでいつも教えてくれるから安心。今日は川原竜平さんが指導してくれる。川原さんが示す手本を見たあと、自分で作成。粘土のような「陶土」をまるめたり、ちぎったり。図工の授業を思いだすな。
仕上がったのは頼りなさ気な、いびつな形のおちゃわん…。でも不器用な私が一生懸命、作ったもの。なんだか愛らしい。色は8色から選び、色づけはおまかせする。素焼きされた後、薬がけ、本焼きを経て約1カ月後に完成。どんなちゃわんになるのかとっても楽しみ〜。
(鯱)
mapに戻る▲
DATA
●龍門滝温泉
住所-加治木町木田5271−1
電話-0995(62)2488
入湯時間-6:00〜22:00
料 -250円
休 -月曜日(祝日の場合は翌日)
●お菓子の松栄堂
住所-加治木町本町350
電話-0995(62)2505
営 -8:30〜19:30
休 -第1・3日曜日
●GREEN GREEN
住所-加治木町仮屋町82−1
電話-0995(63)6644
営 -11:30〜21:00(ランチタイム14:00まで)
休 -日曜日
●陶夢ランド
【問】加治木町小山田1583−1
電話-0995(62)1000
陶芸体験9:00〜17:00(受付16:00まで)
休 -月曜日(祝日の場合は翌日)
イラスト 張 佐和子
UP△
(c)1999-2003 FELIA all rights reserved.