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思い出の逸品 鈴
徳永 伸一氏
鹿児島東宝支配人
プロフィル
長崎県佐世保市出身。
父親が映画関係の仕事をしていたため、
幼いころより多くの映画に親しむ。
昭和四十六年、九州東宝に入社。
福岡、北九州の劇場などを経て六年前に鹿児島に赴任。
五十四歳。
鈴
photo by SunSeeker
 社内旅行、一人旅、そのほか出かける機会が結構あり、その都度、和菓子などを土産として買っていた。しかし家族にあまり喜ばれることもなく、そうは言っても手ぶらでの行き帰りではなんとなく味気ない。そこで何か記念になる物をと思い、いつしか嵩張らなくて値段も手ごろ、しかも大概の観光地に売ってある『鈴』を買い求めるようになった。
 鈴といっても集めてみればさまざまで、別府の竹細工の物、英彦山(福岡県)の土鈴などは、いかにもその土地らしく、旅の思い出を彷彿とさせる。逆に、何の特徴もなく、地名を刷り込んだだけの物、はては買った本人がどこで求めたか思い出せない物まで、いろいろだ。
 もともと、こだわり貫いて選んだというわけではなく、目についた物を土産店などで買い求めてきただけなので、とても人様に「コレクションです」と見せられるような物ではないが、どんな物でもある程度数がそろうと、ずらりと並べてみたくなる。
 正確な数は分からないが、いつの間にか大きな段ボール箱に二つ、福岡の家の押入れに眠っているが、先々は棚を自作し、居間にずらりと飾りたいと思っている。女房に話すと、あまりいい顔はしないが是非実現させたい。
 最近、桜島で西郷さんと薩摩おごじょを購入したが、この二体は家のテーブルの横に仲良く並んで置いてある。
●撮影協力 さくらじま火の島 めぐみ館
住/桜島町横山1722の48
電/099(245)2011
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