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相 談 16.自動車保険について
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 鹿児島県の保有自動車台数は128万台(4月末現在、鹿児島陸運支局調べ)。交通手段を自家用車に頼る人が多いようです。不幸にして事故の当事者になった場合にしっかり補償ができるよう、また自分を守る意味でも、自動車保険には必ず入っておきましょう
対人・対物は無制限

 加入のポイントをファイナンシャルプランナーの野口裕幸さん(マイエフピー代表)にうかがいました。
 自動車保険は契約車に乗っている人に対する補償であり、車単位で契約します。基本補償は主に@対人賠償A対物賠償B無保険者傷害保険C搭乗者傷害保険D人身傷害保険E車両保険―の6つあります(別表参照)。特に@―Dはすべて加入することを勧めます。多くの自動車保険商品もこれらをセットにしています。
 最優先で充実させたいのは「対人・対物賠償」。加入が義務付けられている自賠責保険の補償は対人のみ、死亡3000万円、けが120万円です。しかし最近、損害賠償額が高額化し、2億円以上求められることも。店舗等に被害を与えたケースでも、その店が休業期間に得られるはずの利益なども求められることもあり、膨大な金額を請求される場合もあります。いずれも無制限で契約しましょう。
 「保険料が高くなるから」と車両保険を見送る人もいますが、入っておいたほうがいいと思います。10年前、鹿児島県を襲った集中豪雨では、車両保険に助けられた人がかなりいました。車の時価で保険料が決まるため、新車や高級車などは保険料が上がりますが、カバー範囲などを変えれば軽減できます。
 人身傷害補償は、契約者の過失割合にかかわらず損害を補償してくれる保険です。例えば契約者の過失が4割、相手が6割で、契約者の遺失利益が5000万円だった場合、相手から支払われるのは3000万円。不足分の2000万円はこの保険でまかなえます。また契約者に100%過失があっても補償してくれます。
自動車保険・保険金額の目安
事故時の対応を重視

 1998年に損害保険の保険料が自由化され、これまで横並びだった自動車保険もいろんなサービスや特約が付加され、多様化してきました。
 自動車事故は相手との交渉が必要になるケースが多いので、親身に対応してくれる会社が一番です。周囲に評判を聞いたり、代理店(会社)に出向き担当者と話をするなどして確認してください。複数の会社から見積もりをとり、「保険料の安さ」や「補償内容」などを比較したうえで、自分のライフスタイルにあった保険を選ぶことも大切です。
 最近、注目されている通販系の「リスク細分型」は、年齢や運転歴、車種、走行距離、使用目的など加入条件を細分化して、事故を起こすリスクが低い人の保険料を安くするというものです。商品によって条件が異なるので、必ず内容を確認し見積もりをとりましょう。
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