イーストリバーから昇った太陽がハドソンリバーの彼方に消えて、その余韻だけを西の空に残している落日。美しい摩天楼や舌鼓を打つ各国の料理、そして何と言っても素晴らしいアートの数々。
ニューヨーク。この街はたまらなく刺激的で、人間が持っているエネルギーがあふれている。
私がニューヨークに住んでいたとき、NYの人気アーティスト、ジェームズ・リジィの作品をよく目にした。シルクスクリーンを二枚利用し、一枚目のところどころを切り抜いて、その二枚を立体的に張り合わせるという作風。とても現代的でポップなイメージの彼の作品は、見ているだけでとても楽しい気分になる。いつか手に入れたいと考えながら、そのときは一枚も手に入れることなく帰国した。
そのリジィの絵に鹿児島で再会することができた。たまらない懐かしさと、あの街のエネルギーを思いだし、胸がいっぱいになった。私は思わず、あの超高層ツインタワー「世界貿易センタービル」が描かれている一枚を手にした。忘れたいけれど、忘れてはいけない出来事がそこにある。そんな作品に鹿児島で出合えたことが感慨深い。
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●撮影協力 エイ・コレクション
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住/鹿児島市東千石町3−31
| | 電/099(224)7211
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