暮らしを彩る文化・生活情報紙
Vol.58
8月某日
初めて訪れる吉松町。自然がいっぱいの町にはどんな楽しいスポットがあるんだろう? 厳しい残暑にも負けず、張り切って行ってみよう。
旅の締めはやっぱ温泉でしょ! 吉松町で、驚いたのは温泉の多さ。数ある中から平成10年にオープンした
「森のやかた湯ったり館」
で疲れを取るとしよう。
細い道路を進んでいると…、あった。パラグライダーの翼をモチーフにした屋根が印象的!
早速、目当ての温泉へ。天井に使われた檜(ヒノキ)が和風の雰囲気を醸し出していて、何だか落ち着く〜。内湯でしばしくつろぐ。肌触りがなめらかで、紫外線を浴びて傷ついた肌をやさしくいたわってくれるよう。シャワーにも温泉水を使っている。そういえば体を洗ったときに、せっけんがなかなか落ちないような不思議な感覚を味わったなぁ。どんなにお湯をかけても、ツルツル…。ふと「泉質の良さが自慢です」と支配人の竹中哲郎さんの言葉を思い出した。シンプルながらも、泉質はピカイチだと体で実感。アトピーにいいらしく「お客さんがお湯をもらっていくこともあるよ」と竹中さんが教えてくれた。
町外からの客も多く、「隠れ家みたいで、ゆったりのんびりできるのがいい」と評判だ。山に囲まれた温泉は、日常の忙しさを忘れさせてくれた。
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吉松町といえばパラグライダー!? 一度はやっておきたいスポーツだったので、前日に
「ウインドラブ」
の半日体験(5000円)を予約した。
当日は快晴。「絶好のパラグライダー日和」とウキウキで事務所へ行くと…。「台風の影響で風が強すぎるから、今日はできないね」とスタッフの吉満さん。風速6m以上の風が吹くと、危険なので体験は中止になるそうだ。がっくし!
トライしようとしていた体験は@翼を作るA助走Bインストラクターの説明のもと、着陸を少し練習をして10mの高さから離陸。吉満さんは「飛ぶ♀エ覚を味わえるって楽しいよ。地面から足が離れる瞬間は最高!」と魅力を話してくれた。独特の浮遊感を楽しめるチャンスだったのに…。「気候がよくなる秋口がおすすめ」と教えてもらったので、出直してくるか。
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1秒に1tもの水がわき出る
「竹中池」
。深さ3・5m、広さ6千gで、霧島連山のわき水を利用して造られた。水の側なら暑さをしのげるかも!?と周辺を一周してみた。 太陽の光が反射して、水面はキラキラ。中をのぞき込むと、マスやコイなどが気持ちよさそうに泳いでいる姿が見える。確か「吉松町は水がきれいな町として知られているんですよ」と役場職員が話していたっけ。なるほど、この池の透明度を見れば、その言葉も納得できる。 栗野町と合併後の新町名は「湧水(ゆうすい)町」。澄み切った水が自慢なだけあるよね。
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自宅開放のラーメン店があると耳よりな情報をゲット! 今年4月にオープンした
「里山の麺処と和布あそび あら木」
へ行くと、荒木國光さん、三恵子さん夫婦が笑顔で迎えてくれた。ご主人の定年退職を機に店を開くことになった。でもなぜラーメン?「父がラーメン店を営んでいたんです。店を閉めて20年近くなるのですが、多くの人に『あのラーメンはおいしかったよね。また食べたい』といわれ、二人で復活させることになりました」と三恵子さん。両親は他界していて、「小さいころ手伝っていたときのことを思い出しながら、作りました」。 ラーメン(525円)は豚骨ベースであっさり味。食べやすい大きさのチャーシューを口に入れるとジュワーッ。味付けが濃厚で、ご飯と一緒に食べたいくらい。おいしい食事に、窓から見えるのどかな風景、そして二人の温和な雰囲気。あまりにも居心地がよすぎる!
(ピ)
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DATA
●ウインドラブ
住-吉松町中津川418−1
電-0995(75)2755
休-火曜日
●竹中池
住-吉松町川添1032−6
【問い合わせ】吉松町経済課
電-0995(75)2111
●里山の麺処と和布あそび あら木
住-吉松町川西1280−3
電-0995(75)4102
休-火曜日
営-11:00〜15:00
●森のやかた湯ったり館
住-吉松町川西205−2
入湯時間-8:30〜21:00
電-0995(75)4142
休-なし 料-200
イラスト 張 佐和子
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