暮らしを彩る文化・生活情報紙
専門学校を卒業後、一人暮らしを始めた。家賃は会社の補助があり、この価格。エアコンや暖房器具は使わず、冬場は服を着込んで過ごし、光熱費を抑えている。食事は自炊中心。安いスーパーを見つけ、底値買いを実践している。デパートの商品券やクオカードを金券ショップで正規料金より割安で購入。会社の福利厚生で、マリンスポーツを無料で学んだ。「遊びや習い事もお金をかけません」と徹底している。
給料日には生活費以外のお金を利率の良いインターネットバンクに預け、手をつけない。「服や雑貨はネット販売で購入しています。飲食店主催で無料の料理教室をネットで見つけて、習いに行ったこともあるんですよ」。家計簿もパソコンで。「ファイナンシャルプランナーが作った家計簿」というパソコンソフトを無料でダウンロードして利用。出費を把握したり、複数の銀行やクレジットカードの入出金の管理をしたりできて便利だ。
2年半ほどで貯蓄は300万円を越えた。30歳までに1000万円ためるのが目標だ。
▲安売りスーパーの常連に。
閉店前だとなおさら安い
▲ネット情報を参考に化粧水やアロマ
のボディーパウダーを手作り
▲実家は強い味方。帰省したら、
必ず生活用品をお持ち帰り
携帯電話、ガソリン、旅行、通信販売や服の代金を、1つのクレジットカードで支払うとポイントがたまり、年間で8000円の商品券に替えられる。思いがけず、請求額が大きかったりするので使用額には注意。
家計簿はひと月続かず、光熱費の節約もしていないというチャングムさん。それでも実家から生活用品をもらってきたり、ベランダでプチトマトやネギを栽培したりと節約上手だ。会社に勤めて18年目で貯蓄が500万円ほどになった。「エステや習い事など、友人からの誘いがあったらすぐに行けるように準備万端。引っ越しも考えています」と常に前向き。ほかにも、毎月1万円ずつ旅行費用として友人に預けている。目標は3年後の北京オリンピックを見に行くことだ。
お店のポイントカードは必ず作り、特典に替える。買い物はポイントが倍になる日に。電気店でたまったポイントをデジカメに交換したそうだ。
▲ポイントカード。財布に 入らないものはカード入れ に収納してコンパクトに
企業の懸賞にちょくちょく応募。映画試写会やスポーツ観戦のチケットをゲットした。
ペットボトルのウーロン茶約
60本を買って応募した懸賞
でipodを当てた
旅が大好きで、年3〜4回は出かけているという。3年前に旅行会社の「旅行積み立て」を始めた。預金口座から毎月1万円を自動振り替えで積み立て、専用のカードで旅行代金を自由に支払える。年間1.5%の金利がつく。今年は北海道に行きスノーボードをする予定だ。
旅行積み立て以外の貯蓄は、現在約200万円。月々の小遣いが残ったら、なるべく定期預金に入れてためている。
【自宅編】
●食費、交際費、外食費、お酒代、お肉代など、ひと月の予算を項目別に封筒に入れて使っている。
(唐湊 主婦 30歳)
●1カ月の食費は約3万円。1日1000円として、31枚の封筒に千円札を1枚ずつ入れて、それ
以上使わない。 (武 主婦 34歳)
●服を一枚多く着て、暖房費を抑える。自宅でもウォームビズです。 (星ヶ峯 会社員)
●冷蔵庫の扉に100円均一で買ったビニールシートをはって冷気が逃げないようにしています。
(薬師 学生 20歳)
【買い物編】
●欲しいものがあっても、すぐに買わない。本当に必要なら、再度出かける。
(桜ヶ丘 会社員 40歳)
●マジックで必要な物だけを手に書き、買い物に行く。 (小野 主婦 27歳)
●子どもが小さいので、生協の個別配達を利用。余計なお金を使わないで済んでいる。
(小松原 主婦)
●子どもの野球の練習用ユニホームを、ネットオークションで半額近くで購入した。
(郡元 主婦 32歳)
【お出かけ編】
●ペットボトルに自分で作ったお茶をいれて持ち歩いている。 (草牟田 主婦 50歳)
●外食は夜よりランチにでかける。 (上福元町 会社員 35歳)
●孫を連れて実家に行くと、食事を食べさせてもらえる。お米や野菜、おかずもおすそ分けしてもらえます。 (中央町 主婦 28歳)
【貯蓄編】
●近くにない銀行を選んで預金。手数料を引かれるのがいやで、あまり引き出さなくなるから。
(下伊敷 学生 24歳)
●商品を半額で買ったり、カード値引きしてもらった金額をためて、自分の小遣いにしている。1年で結構たまった。 (紫原 アルバイト 48歳)
●小銭貯金。買い物の後に財布に残った小銭を貯金箱に入れる。たまったころに銀行に持っていくと、結構な額に。 (原良町 会社員 23歳)
●自分で勉強して、株を買っている。安定している株を少しだけ。 (紫原 主婦 28歳)
家計をよりうまくやりくりするためには、お金の使い
道を把握することが大切です。家計簿のつけ方に関する
活動をしているグループを紹介します。
▲エコノート
「環境に優しい生活は家計の節約にもなる」と、取り組んでいる環境家計簿運動。Co2排出量や節約した料金がわかる。利用は会員であることが前提。
問/グリーンコープ
かごしま生協
【鹿児島北センター】
099(218)8377
【鹿児島南センター】
099(269)7888
【姶良センター】
0995(44)9711
独自の工夫が満載の「生協の家計簿」を使った勉強会は30年前にスタートした。現在、鹿児島県内で6つのグループが活動中。
問/事務局
099(286)1115
雑誌「婦人之友」の愛読者が集まって発足した。現在会員数は134人。会員以外でも参加できる家事家計簿講習会も年に数回、行っている。
問/鹿児島友の会
坂口さん099(265)3154
情報や食べ物が豊富な時代。何をしていいか 分からなかったら、メモ してみるといいですね。 書くことで目先や手先が変わり、必要なものや しなければならないこ とが見えてくると思い ます。家計簿を付けてか ら新しい発見があって 自分が成長した気がし ます。生活にゆとりもで きました。
家計の中で削りがち なのが食費。でも、家族 の健康のためにも食事 は大切です。例えば、お やつを手作りにすると 子どもも喜ぶし、同じ料 金で既製品の倍の量が できますよ。
わが家では家族で予 算を話し合います。子ど もは欲しいものがいっ ぱいあるようですが、家 計の状態を話すことで 納得してもらえるし、学 校で必要なものは買え るようにしているから 安心します。夫が一生懸 命働いて稼いだ給料で やりくりするわけです から、 「お金がない」と言ってはいけません。 「予 算がない」と言い換える と、ニュアンスが変わっ て夫のプライドを傷つ けませんし、かっこいい ですよ。
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