1998年から3年間、仕事
の都合で拠点は鹿児島に置きつ
つ、
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日間は東京で仕事、4日間
は鹿児島でオフ、という生活を
繰り返した。3年目の契約先は
外資系IT企業。元来英語好き
で旅先ではある程度話せていた
ものの、仕事ではほとんど通用
しない。さりとて時間はない。「ゲ
ストハウスに住もう」と決めた。
これは主に海外からの長期滞在
者がバッグ一つで来ても暮らせる
よう最低限の生活用具が備わっ
た共同住宅。ここでは日常的に
英語が必要で、親しくなった友人達が私の「外人恐怖症」をも
完全に取り払ってくれた。
その後、鹿児島に戻り夫を通
して知り合ったオーストラリア人
のニコル。彼女とは一緒に旅をし
ワインを酌み語り合い心友にな
った。彼女が故郷に帰る時、記念
に贈ってくれた写真立て。彼女
と私達が一緒に写った写真入り
で「離れても忘れない」という想
いが伝わり嬉しかった。
以来、雑貨屋や旅先で写真立
てを買うようになった。今は新
しい家族、留学生達の顔も並ぶ。
立てかけられた写真を見て遠
くの友人達を想ったり旅の記憶
をたどる時、リビングの一角は超
時空移動の発着場になるようだ。
●撮影協力 ハウココ
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