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少子化対策として施行された
次世代育成支援対策推進法(次
世代法)の影響もあり、男性の
育児休業が注目されています。
育児休業は女性だけではなく、
男性も子どもが1歳になるまで
の希望する期間、取ることがで
きる制度です。鹿児島労働局雇
用均等室の上野真弓指導官に聞
きました。
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●次世代法とは
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昨年4月に施行された次世代
法で、301人以上の労働者を
雇用する事業主は、行動計画を
作り、国に届け出ることが義務
付けられています。事業主が計
画を達成するなど要件を満たせ
ば、国から認定を受け、子育て
サポート企業として自社商品や
広告にマーク=図1=を付ける
ことができます。この認定要件
の1つに「男性の育児休業取得
者がいること」が含まれており
、機運が高まっているのです。
鹿児島県内では平成17年度(
2月末まで)、男性の育児休業
取得者は6人とまだ少ないのが
現状です。県の平成16年労働
実態調査によると取得率は0.
5%。県はこれ以上に伸ばすこ
とを目標に掲げています。
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図1 |
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●経済面の配慮
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妻が専業主婦の場合は育児休
業を取得できないと思っている
人がいるかもしれませんが、妻
が働いていてもいなくても子ど
もが生まれてから8週間までは、
男性も育児休業を取得すること
ができます。
生活費など経済的な面が心配
な人も多いのでは? 育児休業
期間中の賃金の支払いは勤め先
により異なります。しかし、休
業期間中に賃金が支払われなか
ったり、減額されたりする場合
は、一定の要件を満たせば雇用
保険から最高で賃金の40%が
支払われます=図2=。
昨年4月から支給方法が変わ
り、短期間でも給付金を受けや
すくなりました(詳細はハロー
ワークへ)。また育児休業中は
社会保険料が本人負担分、事業
主負担分ともに免除されます。
「育児休業を取ったら会社を
辞めさせられるかも」という男
性がいるかもしれません。育児・
介護休業法で解雇その他不利益
な取り扱いは禁止されているの
で安心を。困った場合は労働局
へ相談してください。
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●男性取得のメリット
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夫婦ともに子育てするという
意識が芽生え、喜びを味わうこ
とができます。仕事への向き合
い方も変わるでしょう。多様な
働き方をする社員が増えれば、
企業の付加価値やイメージが高
まります。妻からの「取ってみ
たら?」が一番効果的だと聞き
ます。職場の理解や声かけも大
事。まずは短期間でも取得して
みましょう。
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●経験者の話
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共同通信社鹿児島支局 記者
岡坂 健太郎さん(28歳)
専業主婦の妻の出産後、昨年
6月中旬から7月末まで取得し
ました。新潟出身で、身近に頼
る人がいない妻の初産を支えよ
うと思ったのがきっかけです。
以前から男性でも育休を取れる
ことを知らされており、取得の
半年前から周囲に伝えました。
同僚は「いい前例にしよう」と
協力してくれました。無給でし
たが、育児休業給付金をもらい
ました。取得して分かったのは、
買い物や食事作りの大変さなど
妻の負担の重さ。また仕事の面
でも育児関連のことに興味が深
まり、記者として視野が広がり
ました。
■鹿児島労働局雇用均等室=099(222)8446
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